熊本大学大学院教授システム学専攻と日本教育工学会は2023年10月29日、ワークショップ「GPTでオンライン学習教材を自動生成する」を開催する。参加費無料。ハンズオン参加は先着20名、聴講のみ参加も可能。
今回開催されるのは、熊本大学大学院教授システム学専攻(GSIS)ラーニングテクノロジー(LT)による連続ワークショップの第6回。前回は、OpenAIのGPTを用いて、さまざまなトピックのオンライン教材の文章(説明文や小テスト問題)を生成。それをもとに教材原稿を試作し、Moodleの「ページ」や「小テスト」として利用できるフォーマットに変換することを試したという。
今回は、紙の書籍をスキャンした画像をGoogleドライブ内で開くことで文字に変換したり、講義動画の音声からOpenAI Whisperを用いて字幕をつくったりして、文字データを作成する実習を実施。
また、それらの文章をGPTのプロンプトに入力し、文章に書いてあることについて問う小テスト問題(選択問題、穴埋め問題など)を自動生成し、さらに、GPTを用いてその原稿をMoodle(オープンソースのオンライン学習システム)の「小テスト」として利用できるフォーマットに変換することも試す。Jupyter Notebook上のpythonにてGPT APIを用いて行う。
ワークショップは、ハンズオンにて参加することも、聴講のみの参加も可能。ハンズオンにて参加は、先着20名。参加希望者は、熊本大学大学院教授システム学専攻のWebサイトまたは日本教育工学会のWebサイトより、エンジニアをつなぐIT勉強会支援プラットフォーム「connpass」を通じて申し込む。なお、ハンズオン参加の場合は、当日までにGoogle Colab上でpythonを使う準備をしておくこと。
◆GSIS-LT連続ワークショップ(第6回)「GPTでオンライン学習教材を自動生成する」その2
日時:2023年10月29日(日)10:30~12:00
開催方法:オンライン(Zoom)
募集人数:ハンズオン参加20名(先着)
参加費:無料
申込方法:熊本大学大学院教授システム学専攻のWebサイトまたは日本教育工学会のWebサイトより、「connpass」を通じて申し込む