ブラウザ上で共同編集可能なデザイン・プラットフォームを提供するFigmaの日本支社Figma Japanは2023年9月29日、Figmaが提供しているGoogle for Education向けの教育プログラムを、日本国内の小・中・高校へ展開することを発表した。児童生徒の主体的・対話的・創造的な学びを支援する。
Figmaは、共同でプロジェクトを行うチームのためのデザイン・プラットフォーム。Webベースでチームのブレインストーミングやデザインなど、スタートから完成までのあらゆるフェーズを支援する。
今回の日本国内への展開は、Google for EducationとFigmaとの、初めてのパートナーシップに基づくもの。日本の教育の現状を理解するため、2023年4月より実際の教育現場で教育プログラム・パイロット版の導入を開始。9月現在、複数の都道府県の公立・私立・インターナショナルスクールの小・中・高校で使用しており、あらゆる授業の中でカスタマージャーニーマップの作成や、学校関連アプリのインターフェースやプロトタイプのデザイン、チーム・ブレインストーミングなど、幅広く活用しているという。
プログラムは今後順次拡大し、世界中のより多くの児童生徒たちがGoogle for Education上でFigmaとFigJamにアクセスできるようになる。ブレインストーミング、情報整理、プレゼンテーション、ディスカッション、共同作業など、個別・協働学習を問わず、あらゆる学習シーンで活用でき、子供たちにとって重要なスキルを強化すると同時に、学ぶ楽しさや喜びを感じる場を提供するという。
なお、10月21日にはYouTubeライブ配信にて「FigJamオンラインセミナー」を開催。オンラインホワイトボードツールFigJamについて、デモンストレーションや学校での事例を紹介する。対象は、全国の学校現場、都道府県および区市町村の教育委員会などの研修やICT推進の担当者や教員など。参加費無料。希望者はGoogle for Educationの専用ページより申し込む。
◆FigJamオンラインセミナー～オンラインホワイトボードFigJamの活用講座～
日時：2023年10月21日（金）13:00～14:05
開催形態：オンライン（YouTubeライブ配信）
対象：全国の学校現場、都道府県および区市町村の教育委員会などの研修やICT推進の担当者、教員など
申込締切：2023年10月20日（木）17:00
参加費：無料
申込方法：Google for Educationの専用ページより
