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学際領域展開ハブ形成事業…東北大・筑波大ら8機関採択

 文部科学省は2023年9月14日、2023年度(令和5年度)共同利用・共同研究システム形成事業「学際領域展開ハブ形成プログラム」の採択機関を公表した。東北大学金属材料研究所や筑波大学計算科学研究センターなど、8機関が決定した。

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令和5年度 共同利用・共同研究システム形成事業「学際領域展開ハブ形成プログラム」の採択機関一覧
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  • 令和5年度 共同利用・共同研究システム形成事業「学際領域展開ハブ形成プログラム」の採択機関の決定について

 文部科学省は2023年9月14日、2023年度(令和5年度)共同利用・共同研究システム形成事業「学際領域展開ハブ形成プログラム」の採択機関を公表した。東北大学金属材料研究所や筑波大学計算科学研究センターなど、8機関が決定した。

 文部科学省では、全国の研究者が集まる共同利用・共同研究機能をもつ大学共同利用機関や国公私立大学の共同利用・共同研究拠点などがハブとなって行う、異分野の研究を行う大学の研究所や研究機関と連携した学際共同研究、組織・分野を超えた研究ネットワークの構築・強化・拡大を推進することを目的に、共同利用・共同研究システム形成事業「学際領域展開ハブ形成プログラム」を実施。ハブとなり得る機関を対象に公募を行った。

 公募は、5月12日から6月30日にかけて実施。48件の申請の中から、外部有識者により構成される審査委員会にて厳正な審査を行い、今回、8件の採択機関が決定した。

 採択された申請機関は、東北大学金属材料研究所、筑波大学計算科学研究センター、東京大学物性研究所、東京医科歯科大学難治疾患研究所、金沢大学がん進展制御研究所、大阪大学核物理研究センター、九州大学生体防御医学研究所、自然科学研究機構生理学研究所の8機関。

 東北大学金属材料研究所は「人文科学と材料科学が紡ぐ新知創造学際領域の形成」、筑波大学計算科学研究センターは「AI時代における計算科学の社会実装を実現する学際ハブ拠点形成」、東京医科歯科大学難治疾患研究所は「多階層ストレス疾患の克服」といった事業に取り組む。

 採択機関の事業内容など、詳細は文部科学省Webサイトから確認できる。

《畑山望》

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