ストリートスマートは2023年7月20日、ICT教育を進める先生の「あったらいいな」が見つかる総合プラットフォーム「master study(マスタースタディ)」に、20のテンプレートを追加した。テンプレート利用には、master study 会員への登録が必要。
「master study」は、忙しくてICT授業の準備に時間を割けない先生のための総合プラットフォーム。基本契約プランでは、今回追加した校務テンプレートだけでなく、教科書と連動した教材テンプレートや「できるシリーズ」の書籍データ、端末の運用・管理に関する資料など、370以上の豊富なコンテンツを用意している。なお、Freeプランは約100コンテンツとなる。
今回は、夏休み特別企画としてコピーしてそのまますぐに活用できるテンプレートに加え、Googleのさまざまなアプリケーションの魅力を最大限に生かした教材作成方法を「演習」で学べる「手順書」も多数公開している。時間のある夏休みに教材作成方法をマスターしておくことで、2学期からの授業を充実させることができるという。
新たに追加した先生向けの「Google Jamboardでの解き方考察シート作成手順書」は、手書きができる Google Jamboardで子供たちが問題を間違えて動かしたり削除したりすることを防ぎ、活動に集中することができるようサポート。テンプレートでは、算数や数学の授業で自分の考えをまとめるためのワークシートを例に、教材作成の手順を紹介している。
また、子供向けの手順書「【小3・学活】Google スライド を使ってみよう!」では、文字や画像の挿入、アニメーションの追加方法など、Google スライドの基本操作を自分のペースでマスターし、学習のまとめをスムーズに行えるよう手順が示されている。
そのほか、先生向けの連動型グラフのワークシートの作成手順書や中2向け理科の回路と電気図記号ワークシート「回路図をかこう」、高校全学年向け国語の意見文ワークシート「意見文を書こう」などを追加した。
テンプレートを利用するには、master study会員への登録が必要。会員登録完了後、テンプレートをコピーして活用できる。なお、Freeプランの会員も、一部コンテンツを試すことができる。会員登録は、Webサイトより行う。