Classiは2023年8月より、小中学校向け保護者連絡サービス「tetoru(テトル)」において、EDUCOMの統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」の児童生徒・教職員名簿情報と連携する新機能をリリースする。連携後は、C4thに登録された名簿データがtetoruに自動反映され、名簿の入力や管理の負担を軽減する。
tetoruは、学校からの連絡配信機能や保護者からの欠席連絡機能を基本機能とした小中学校向け保護者連絡サービス。2022年4月のリリースから1年で2,020校が導入、登録児童生徒数は70万人にのぼる(2023年5月現在)。
教育現場では校務のICT化が加速する一方、複数のシステムを利用することでそれぞれのシステム上で名簿情報の入力・管理作業が生じ、先生の負担が増えるといった課題が出てきている。今回、ClassiとEDUCOMは、アカウント管理の負担を軽減し、学校現場の働き方改革に貢献する目的のもと名簿連携機能をリリースする。
これまでそれぞれ登録が必要だったが、連携機能により、C4thに登録した児童生徒・教職員の名簿情報がAPI連携で毎日自動でtetoruに反映されるようになる。また、新入生の入学時や年度更新時、児童生徒の転入時には、C4thへの名簿情報入力のみでtetoruへの名簿情報登録・変更作業が完了できる。
tetoru単体は無料で導入・利用が可能。C4thとデータ連携をする場合は、オプション契約が必要となる。なお、C4thとのデータ連携は、自治体単位での申込みとなり、すでにC4thとtetoruの欠席連絡連携機能をオプション契約している自治体は、追加費用なしで名簿情報連携機能を利用できる。
tetoruの導入に関してはtetoru公式サイトにて、C4thとの名簿情報連携機能に関してはEDUCOM公式サイトにて、問合せを受け付ける。