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校務支援システム「C4th」Googleとアカウント連携

 全国の小・中・高等学校に学校支援システムを提供するEDUCOMは2023年3月7日、「Google Workspace for Education」「Google Classroom」とのアカウント連携機能を発表した。学校現場のアカウント管理業務の負担を大きく軽減するという。

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統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」と「Google Workspace for Education」「Google Classroom」のアカウント連携イメージ (c) 2023 EDUCOM Inc.
  • 統合型校務支援システム「EDUCOMマネージャーC4th」と「Google Workspace for Education」「Google Classroom」のアカウント連携イメージ (c) 2023 EDUCOM Inc.

 全国の小・中・高等学校に学校支援システムを提供するEDUCOMは2023年3月7日、「Google Workspace for Education」「Google Classroom」とのアカウント連携機能を発表した。学校現場のアカウント管理業務の負担を大きく軽減するという。

 GIGAスクール構想による1人1台端末の普及で子供たちのICT機器の活用が広がり、全国の自治体の96.1%にあたる1,742自治体でICTを活用した授業が行われるようになった(2021年7月、文部科学省調べ)。多くの学校ではGoogleやMicrosoft等の各種クラウドサービスを利用している。一方で、さまざまなサービスを利用することで、アカウント管理業務が教職員の運用負担となっている。

 EDUCOMは今回、教務系(成績処理、出欠確認、時数等)、保健系(健康診断票、保健室管理等)、指導要録等の学籍関係等の機能を有する統合型校務支援システム「C4th」に、Googleでの連携機能をリリースした。

 「C4th」に情報登録をすると、「Google Workspace」上で「C4th」に登録したアカウント情報をもとに自動更新、「Classroom」上ではクラス情報の一括新規登録が行える。これにより、「Google Workspace」の導入時や、年度更新時のアカウント管理業務等、効率的な運用につながるという。

 今後は、Microsoft社のサービスとのOneRoster出力機能を利用した、アカウント連携の実現を予定している。

《宮内みりる》

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