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江戸川大×西武台千葉中高が連携…情報教育推進へ

 江戸川大学は2023年6月27日、西武台千葉中学校・高等学校と連携協定を締結した。情報教育の推進などの交流を進めていくとしている。

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江戸川大学と西武台千葉中学校・高等学校との連携協定調印式
  • 江戸川大学と西武台千葉中学校・高等学校との連携協定調印式
  • 小口彦太学長(左)と須田秀伸校長

 江戸川大学は2023年6月27日、西武台千葉中学校・高等学校と連携協定を締結した。情報教育の推進などの交流を進めていくとしている。

 江戸川大学は、1990年4月に開学した大学。「人間としての優しさに満ち、普遍的な教養と時代が求める専門性により社会貢献できる人材の育成(人間陶冶)」を教育理念に掲げ、「広く知識を授けるとともに専門の社会学、心理学、教育学等の思想と理念をきわめ、これを実践の場に移しうる能力と豊かな人間性を兼ね備えた人材の育成」を教育目的としている。

 西武台千葉中学校・高等学校は、高等学校が創立38年、中学校は32年目を迎えた。「学習活動」「部活動」「体験活動(教養・国際)」を教育の3本柱に据え、バランスの良い人材育成を目指している。

 今回、江戸川大学と西武台千葉中学校・高等学校との連携協定にともない、協定調印式を開催した。調印式では、江戸川大学の山口敏和准教授が、情報教育研究会やサイエンスセミナーなどを通して、「西武台千葉の中村英介教諭と交流を深めていったこと」「その中で、教育を良くするためには、生徒と学生の交流を深化させることが重要」と、相互に認識するに至った経緯が語られた。

 また、江戸川大学の小口彦太学長は、「高校と大学の間での知の交流を進め、情報教育を推進し、高校生が『ちょっと難しいけれど腑に落ちた』と感じるような経験を得て、その経験が大学での学びで花開くような交流に発展させていきたい」と期待を述べた。

 西武台千葉中学・高等学校の須田秀伸校長からは、「何か体験したことが将来の羽ばたきにつながる、この連携協定がそうしたきっかけになるように良い関係を続けていきたい」との抱負が述べられた。

《宮内みりる》

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