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東京都、実習助手・寄宿舎指導員募集…7/26まで受付

 東京都教育委員会は2023年6月23日、2023年度(令和5年度)東京都公立学校教職員採用候補者選考(実習助手・寄宿舎指導員)(6年度採用)の実施要綱を公表した。出願は電子申請と郵送により、7月26日まで受け付ける。選考は9月10日。

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2023年度(令和5年度)東京都公立学校教職員採用候補者選考(実習助手・寄宿舎指導員)(6年度採用)について
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  • 実習助手・寄宿舎指導員選考

 東京都教育委員会は2023年6月23日、2023年度(令和5年度)東京都公立学校教職員採用候補者選考(実習助手・寄宿舎指導員)(6年度採用)の実施要綱を公表した。出願は電子申請と郵送により、7月26日まで受け付ける。選考は9月10日。

 2023年度(令和5年度)東京都公立学校教職員採用候補者選考では、寄宿舎指導員と実習助手を募集する。実習助手は、工業の電気・電子系、工業化学系と農業の園芸系、食品系、造園系、家庭と水産を募集。採用見込数は、寄宿舎指導員、実習助手の各教科・各分野それぞれ若干名。

 寄宿舎指導員の職務内容は、特別支援学校に設置されている寄宿舎において、児童・生徒と起居を共にし、その世話および寄宿舎における生活指導などの教育にあたる。初任給は大学卒が約25万4,000円、短期大学卒は約23万1,000円。なお、60歳で採用された者の初任給は、60歳前の水準の7割になる。

 実習助手は、高等学校または特別支援学校で、実験または実習について教員の補佐を行う。初任給は高等学校卒が約19万6,000円。

 高等学校卒業以降に有用な経験がある場合の初任給は、一定の基準により加算されるが限度がある。また、扶養手当、住居手当、通勤手当、期末・勤勉手当などが条例に基づき支給される。へき地(島しょ地域など)の学校、定時制高等学校などに勤務する者および工科高等学校または農業高等学校に勤務し、実習教科を担当する者には、別途手当が支給される。

 2022年度からのおもな変更点は、寄宿舎指導員については2022年度までは都外施設(区立学校)のみでの募集であったが、2023年度は都外施設に加え、都内施設(都立学校)の東京都立での募集を実施する。また、年齢要件を緩和し、60歳の人(1963年(昭和38年)4月2日以降出生した人)まで受験可能とした。

 実習助手については、2022年度は募集をしなかった農業(造園系)を2023年度は募集する。年齢要件は変更なく、1994年(平成6年)4月2日以降に出生した人。

 なお、地方公務員法第16条(欠格条項)、学校教育法第9条(欠格事由)および教育職員免許法第5条(授与)第1項ただし書に該当する者は受験することができない。また、東京都公立学校に現に勤務する教諭、養護教諭、栄養教諭、寄宿舎指導員および実習助手も受験できないが、東京都公立学校に現に勤務する講師(非常勤)、臨時的任用教職員(産休・育休代替教職員および期限付任用職員)は受験できる。

 受験申込手続きは、電子または郵送にて行うことができるが、東京都教育委員会は入力間違いのリスク軽減のため電子申請を推奨している。出願は7月26日までとなっており、電子申請は午後6時、郵送は当日消印有効となる。選考は9月10日。合格発表は10月下旬の予定。詳細は、Webサイトで確認できる。

《いろは》

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