日本システム技術は、東北大学においてGAKUEN事業の主要製品である戦略的大学経営システム「GAKUEN」シリーズの導入が決定したと発表した。東北大学はGAKUENシリーズの活用により、業務効率化とさらなるDXの推進を図る。
日本システム技術が提供するGAKUENシリーズは、大学の事務業務や教育をトータルでサポートする戦略的大学経営システム。1994年の発売以降、導入する大学は全国で400校以上を数え、教職員や学生、保護者に広く利用されている。
今回、東北大学が導入するシステムは「GAKUEN RX」シリーズ。入試から教務、就職、学費、自動証明書発行機など、入学から卒業まで日々登録されていく学生情報を、未来の戦略に生かせるデータとして蓄積することができ、情報資産を生かした新たな教育内容の見直しや、AIなどの最新技術を活用した業務改善に取り組むことができる環境を提供。大学事務業務の生産性向上に寄与する。
東北大学は、2020年に「オンライン事務化宣言」を発出し、ニューノーマル時代を見据えた新たな社会構築に貢献していくために、従来の業務のあり方を徹底的に見直している。今回、GAKUEN RXの標準機能を最大限活用することで、学生サービスの向上および業務の効率化を実現し、さらなるDXの推進を目指すという。
日本システム技術は、先進的な大規模大学においてパッケージ標準運用を実現することで、運用ノウハウを蓄積し、製品力のさらなる向上に取り組んでいくとしている。
