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青楓館高等学院、Web3活用「NFTのバッジ勲章制度」導入

 兵庫県明石市の通信制高校サポート校「青楓館高等学院」は2023年5月1日、Web3を活用したNFTのバッジ勲章制度を導入することを発表した。学業や部活動、企業インターン等、学校内外の活動を評価し、生徒の功績にあわせてNFTバッジを付与する。

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NFTのバッジ勲章制度を導入
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 兵庫県明石市の通信制高校サポート校「青楓館高等学院」は2023年5月1日、Web3を活用したNFTのバッジ勲章制度を導入することを発表した。学業や部活動、企業インターン等、学校内外の活動を評価し、生徒の功績にあわせてNFTバッジを付与する。

 青楓館高等学院は兵庫県の明石市に2023年に開校した通信制高校のサポート校。高卒資格の取得が可能で、大学進学を含めたサポートを行う民間の教育施設。総合型選抜(旧:AO入試)の進学支援等に強みをもち、1on1によるコーチングや地方創生のPBL学習等、生徒自身が個性と向き合いキャリアを設計できるよう支援している。

 今回、導入予定のバッジは「SFKバッジ」と呼ばれ、さまざまな種類やランクがあり、生徒の功績にあわせて付与される。自分たちが取り組んだプロジェクト等に対して勲章として収集でき、個人の資産として保有できる。評価対象は、学業だけではなく地域活性化や企業インターン等の学校内外の活動を含む。保有バッジの確認は、トーラスというウォレットに保有することで生徒本人のみが確認できる仕様になっている。

 同校では、さまざまな一風変わった部活があり、中でも先進的な「WEB3部」は、変化をし続けているこの時代に対応できるよう主体的な活動を促すとともに、積極的に新しいものに挑戦できる人材育成を目指している。今後の部活動では、さまざまなバッジを作成予定だという。
 
 また、「WEB3部」の顧問にはDAO代表取締役CEOの上田敏孝氏を招き、毎週月曜日の活動を予定。上田氏は、部活動顧問の活動の一環で高校生を中心とした実証実験にて、全世界初となる学校経営をDAO(分散型自律組織)で行うことを計画中。2023年秋の実施を予定しているという。

《川端珠紀》

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