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東京学芸大ら「教員・教育支援人材育成リカレント事業」受講生募集

 東京学芸大学は2025年7月15日、神戸親和大学とTeach for Japanの協働で、「教員・教育支援人材育成リカレント事業」の受講生募集を開始した。教員免許の有無に関わらず参加可能。今年度は新たに春から先生になりたい人を対象としたコースを新設している。

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日本の教員・教育支援職人材不足に対応する社会人からのリカレントプログラム受講生募集
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 東京学芸大学は2025年7月15日、神戸親和大学とTeach for Japanの協働で、「教員・教育支援人材育成リカレント事業」の受講生募集を開始した。教員免許の有無に関わらず参加可能。今年度は新たに春から先生になりたい人を対象としたコースを新設している。

 現在、学校現場は人材不足に直面している。一方で、教育に高い素養と意欲をもつ人材が社会には多く存在する。こうした社会的需要と供給をつなぐため、教育分野での活躍を目指す人を対象に、専門的な資質・能力を育むカリキュラムを提供し、雇用創出を支援するプログラムが開講される。

 このプログラムは、東京学芸大学、神戸親和大学、Teach For Japanの協働による「質の高い社会人から教員へのリカレントプログラム」で、現代的な教育課題について、さまざまな背景をもつ受講生と共に学び合う講義や、小学校での実習を取り入れた実践的な内容が特色だ。

 プログラム修了生は、神戸親和大学通信教育部への入学金等が補助され、プログラムの一部科目を教員免許(幼稚園・小学校)取得のために必要な単位として読み替えることができる。また、臨時免許・特別免許(教員免許)の交付による学校教員入職や、多様なキャリアを生かした教育・教育支援分野での新たな働き方の創造に向け、共にチャレンジすることができる。

 募集コースは「学校現場に関わろうコース」と「東京限定・春から先生になろうコース」の2つ。総授業時間数はいずれも120時間(実習を含む)で、期間は2025年9月中旬から2026年1月までの4.5か月間。募集人数は「学校現場に関わろうコース」が50名程度、「東京限定・春から先生になろうコース」が10名程度。受講料は5万円で、実習参加のための交通費、通信費等は別途自己負担となる。

 申込締切は8月25日までで、定員に達した場合は締切前に募集を終了する可能性がある。詳細は募集要項を確認してほしい。

◆「教員・教育支援人材育成リカレント事業」の受講生募集
受講期間:2025年9月中旬~2026年1月
講義:Zoomを利用したリアルタイムオンライン講座形式
※教育改革実習は対面
募集人数:
(1)「学校現場に関わろうコース」50名程度
(2)「東京限定・春から先生になろうコース」10名程度
対象:学校現場を中心とした教育分野での活躍を目指している人
※ただし、(2)は2026年4月から教員(免許取得済みまたは臨時免許等の交付による)として就職を希望している人に限る
締切:2025年8月25日(月)23:59(予定)
参加費:5万円(別途交通費、通信費等自己負担)
申込方法:募集要項を確認のうえ、申込フォームより申し込む
※申込当日中にオンライン面談予約フォームから面談予約をすること

《風巻塔子》

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