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コロナ禍の教育施設調査開始…コドモン×国立成育医療研究センター

 国立成育医療研究センターとコドモンは2023年3月23日、コロナ禍における保育・教育施設の実態調査に関する共同研究を開始することを発表した。全国約1万4,000施設を対象とした調査で、医療的な問題を可視化し医療と教育の連携を図る。

事例 ICT活用
コロナ禍における保育・教育施設の実態調査共同研究
  • コロナ禍における保育・教育施設の実態調査共同研究
  • 保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON(コドモン)」

 国立成育医療研究センターとコドモンは2023年3月23日、コロナ禍における保育・教育施設の実態調査に関する共同研究を開始することを発表した。全国約1万4,000施設を対象とした調査で、医療的な問題を可視化し医療と教育の連携を図る。

 コロナ禍における保育・教育施設の実態調査は、国立成育医療研究センター社会医学研究部の大久保祐輔室長・加藤承彦室長らの研究グループとコドモンが共同で行う。

 調査は保育・教育施設向けICTサービス「CoDMON(コドモン)」を導入している保育園、幼稚園、小・中学校、学童等、全国約1万4,000施設を対象に匿名のアンケートを実施。新型コロナウイルス・パンデミック下における感染対策、医療情報の入手先、教育施設と医療職との関わり、職員の労働実態等について調査する予定だという。

 研究は医療と教育の連携を深めるために必要な知見を得ることを目的に、新型コロナウイルスのパンデミック下での保育・教育施設での問題点を可視化。今後、新たに生じるパンデミックや自然災害に対するレジリエントな体制整備に役立てるという。共同研究では、研究倫理についての適切な審査を経て、両者が統計解析を実施、結果を解釈したうえで、成果を公表予定。

《川端珠紀》

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