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ICTで障害児支援「魔法のプロジェクト」協力校募集

 ソフトバンクと東京大学先端科学技術研究センターは2023年1月19日、ICTを活用して障害児の学習・生活支援を行う実践研究プロジェクト「魔法のプロジェクト~特別支援教育ICTゼミ2023~」の協力校の募集を開始した。

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 ソフトバンクと東京大学先端科学技術研究センターは2023年1月19日、ICTを活用して障害児の学習・生活支援を行う実践研究プロジェクト「魔法のプロジェクト~特別支援教育ICTゼミ2023~」の協力校の募集を開始した。

 「魔法のプロジェクト」は、特別支援学校や特別支援学級、通常学級に所属する児童・生徒と教員等に、タブレットや人型ロボット「Pepper」、スマートスピーカー等のICT機器を1年間無償で貸し出し、学校や家庭における活用事例を公開することで、障害児の学習・生活支援を促進することを目的としている。2009年度に開始し、これまでに延べ約750校が実践研究に協力している。

 2023年度は、子供ひとりひとりを対象に従来の実践研究に加え、障害のある子が将来自立して社会参加できるように「インクルーシブ教育」をメインに、ICT活用の実践研究に取り組む。また、最新のICT、社会的・人的資源を活用し、学習や生活、就労に対して困難を抱える児童・生徒、学生等を支援し、自身の持てる力を引き出すとしている。 

 応募対象は、日本国内の小中学校・高等学校、特別支援学校で「インクルーシブ教育」に取り組む教員、教育委員会、および教員養成課程を持つ大学。

 実践研究期間は2023年4月1日~2024年3月31日の1年間。応募は、Webサイトにて受け付けている。募集期間は4月6日午後5時まで。審査結果は4月中旬を目途に応募者全員に通知する。

◆魔法のプロジェクト 2023年度実践研究協力校募集
募集期間:2023年1月19日(木)~4月6日(木)17:00
実践研究期間:2023年4月1日(土)~2024年3月31日(日)の1年間
応募対象:日本国内の小中学校・高等学校および特別支援学校で「インクルーシブ教育」に取り組む教員、教育委員会、教員養成課程を持つ大学
締切:2023年4月6日(木)17:00
応募方法:魔法のプロジェクトのWebフォームより受け付ける

《宮内みりる》

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