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愛知工業大×中京大、包括連携協定を締結…工学とスポーツ科学で地域貢献へ

 愛知工業大学と中京大学は2026年7月29日、両大学および地域社会の発展、学術・産業の振興、次世代を担う人材の育成を目的とした「包括連携に関する協定」を締結した。同日、中京大学名古屋キャンパスで両大学の学長および関係者が出席のもと、協定締結式を執り行った。

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中京大学梅村学長(左)、愛知工業大学後藤学長(右)
  • 中京大学梅村学長(左)、愛知工業大学後藤学長(右)
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 愛知工業大学と中京大学は2026年7月29日、両大学および地域社会の発展、学術・産業の振興、次世代を担う人材の育成を目的とした「包括連携に関する協定」を締結した。同日、中京大学名古屋キャンパスで両大学の学長および関係者が出席のもと、協定締結式を執り行った。

 両大学はこれまで、2017年度に発足した「豊田市高等教育活性化推進プラットフォーム」における共同取組みを通じて、地域課題の解決や魅力あるまちづくりに向け、長年にわたり緊密な連携と交流を積み重ねてきた。中京大学が開催する「子供スポーツフェスタ」への愛知工業大学のブース出展や、職員の人事交流、教員間での共同研究・施設利用など、着実な歩みを進めてきた。

 今回の包括連携協定の締結は、これら個別の連携を大学全体の組織的な協力体制へと発展させるものだ。愛知工業大学の教育・研究の柱である「ものづくり」における工学を中心とした知見と、中京大学がもつ「人文・社会科学・工学」および「スポーツ科学」の多角的な知見を融合させることで、複雑化・多角化する社会課題の解決や新たなイノベーションの創出、地域社会・産業界への貢献を目指す。

 協定では、以下の7分野において相互の資源を有効に活用し、連携を推進する。(1)教育に関すること(2)学術研究の交流および共同研究に関すること(3)社会貢献に関すること(4)施設・設備の共同利用に関すること(5)人事交流に関すること(6)学生が行う諸活動に対する支援に関すること(7)その他両大学が必要と認めること。

 同協定に基づき、以下を中心とした事業を展開する予定だ。地域貢献および学生教育に関する共同事業として、2026年11月に予定している「子供スポーツフェスタ」における「地域の小学生を対象とした共同事業」をはじめ、双方の学生の交流や連携プロジェクトを通じて新たな学びの場を提供し、次代を担う人材を育成する。

 学術研究の交流および施設・設備の共同利用については、両大学の研究資源を結集し、複数の共同研究の推進や先進的な研究機器・施設の相互利用を加速させ、特色ある高度な研究の展開に資する取組みを推進する。

 教職員の交流およびノウハウ共有については、これまでの職員受け入れ実績をもとに、必要に応じた人事交流や情報共有を通じて、双方の組織運営ノウハウの活用と基盤強化を目指す。

 愛知工業大学の後藤泰之学長は「両大学は、ともに創立以来60年以上にわたりそれぞれの特色を生かした教育・研究を通じて人材育成に努めてまいりました。現在、わが国は地球温暖化への対応やAIをはじめとする先端技術の急速な進展などさまざまな社会課題に直面しています。この包括連携協定を契機として、両大学の強みを相互に生かし、人的・知的資源を共有・活用することで新たな価値を創出し、地域社会の発展に貢献してまいります。また、中京大学様のスポーツ科学、経済学、国際学をはじめとする幅広い学問分野と本学の工学分野を融合し、分野横断的な教育・研究を推進して未来を担う人材の育成を目指します」とコメント。

 中京大学の梅村清英学長は「両大学はかねてより、名古屋市および豊田市の双方に拠点を構える大学として、地域に根差した多様な活動を展開してまいりました。今回の包括連携協定の締結は、これまで両大学が育んできた確かな信頼関係を土台とし、組織的かつ全学的なパートナーシップへと昇華させるものでございます。高度な技術や先端研究を誇る愛知工業大学様と、本学が誇る多角的な知見が融合することは、新たなイノベーションを生み出し、地域社会や産業界に大きなインパクトを与えるものと確信しております。本協定を機に、地域の持続的な発展と次代を担う人材育成に向けて、全学を挙げて邁進してまいります」とコメントした。

 なお、「豊田市高等教育活性化推進プラットフォーム」は、豊田市・豊田商工会議所・豊田市内にキャンパスを置く大学などが高等教育の活性化を目的として連携し、地域社会の発展と人材育成に取り組むコンソーシアムだ。

《風巻塔子》

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