全国の小・中・高等学校に学校支援システムを提供するEDUCOMは2022年11月2日、2023年度末にホームページ作成支援システム「スクールWebアシスト」をリニューアルすることを発表した。
「スクールWebアシスト」は、「学校ホームページの毎日更新」を実現するために、SNS感覚の簡単操作でホームページの更新が行えるシステム。2005年の提供開始以来、全国で約100の自治体、3,500校に導入され、多くの学校が1日1回以上ホームページを更新する等、学校の日常的な情報発信に役立っているという。
コロナ禍において、GIGAスクール構想による1人1台端末が普及し、保護者の学校教育に対する関心は高くなっている。また、文部科学省は予測困難な現代社会において、さまざまな課題に対応していくために、学校・家庭・地域が連携していく必要があるとしており、学校からの積極的な情報公開や連携が求められている。
EDUCOMでは、「毎日更新」を実現する更新しやすい学校ホームページ作成支援システムという価値はそのままに、利用者からの要望をもとに、家庭や地域にとっても見やすく、より安心安全なシステムとするため、「スクールWebアシスト」の全面リニューアルを行う。
今回のリニューアルでは、より安心安全にシステムを利用できるようにするため、アクセス集中による負荷対策、定期的な脆弱性診断によるセキュリティ対策の強化を行う。また、直感的によりわかりやすい操作でホームページを更新できるようにするため、画面デザインを一新する。さらに、ユーザーのデバイスに関係なく画面サイズに応じて表示を最適化するレスポンシブデザインを標準装備する等、家庭・地域からも知りたい情報へスムーズにたどり着けるホームページの実現を目指している。
今後もEDUCOMは、学校のニーズにあわせたシステム開発を行い、日々の情報発信による開かれた学校の実現をサポートしながら、安心安全にシステムを利用できるよう、さらなるサービスの向上に努めていくとしている。