スタディプラスは2022年11月1日より、教育機関向け学習管理プラットフォーム「Studyplus for School」と、すららネットが提供するAI×アダプティブラーニング教材「すらら」との連携を開始した。
今回のデータ連携により、生徒の「すらら」での学習履歴は「Studyplus for School」に自動で記録される。学習塾や学校の先生は、「Studyplus for School」の管理画面から生徒ひとりひとりの学習進捗を管理。これにより、タイムリーに適切な生徒指導を行うことが可能になるという。
スタディプラスとすららネットは、生徒の個別で最適な学びの実現および学習塾・学校等における先生の効果的な学習管理をサポートすることを目的とし、2021年1月に業務提携契約を締結。データ連携の取組みを推進してきた。
スタディプラスが提供する「Studyplus for School」とは、学習管理アプリ「Studyplus」で生徒の日々の学習ログを先生が見守り、助ける、教育機関向け学習管理プラットフォーム。事業者向けAPI「Studyplus for School SYNC」を提供し、市販のデジタル教材との連携や、自作の単語帳の登録等、あらゆる教材での学習記録を付けることができ、生徒たちの学習状況を先生が一元管理することができるとしている。
「Studyplus for School SYNC」を通じ、「すらら」の学習データは自動的に「Studyplus for School」に連携される。生徒は手間なくスムーズに、自身の学習進捗を網羅的に振り返ることが可能に。先生は、これまでの複数のツールや紙での管理から一括での管理に変わることで生産性が向上し、生徒ひとりひとりの学習状況にあわせたより最適な学習や、進路の指導に生かすことが可能となるという。
スタディプラスでは、今後も「学ぶ喜びをすべての人へ」というミッションの達成、個別最適化学習の実現に向けて、すららネットと連携した取組みを進めていくとしている。