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公立校の学年・学級閉鎖1.8%…減少傾向続く

 文部科学省は2022年10月14日、新型コロナウイルス感染症の影響による公立学校臨時休業状況調査の結果を発表した。10月3日時点で公立校の臨時休校は0.1%、学年・学級閉鎖は1.8%。前回9月1日に行った調査時より学年・学級閉鎖は0.2ポイント減少している。

教育行政 文部科学省
公立学校の臨時休業状況の推移
  • 公立学校の臨時休業状況の推移
  • 学校種別の状況
  • 都道府県別の状況

 文部科学省は2022年10月14日、新型コロナウイルス感染症の影響による公立学校臨時休業状況調査の結果を発表した。10月3日時点で公立校の臨時休校は0.1%、学年・学級閉鎖は1.8%。前回9月1日に行った調査時より学年・学級閉鎖は0.2ポイント減少している。

 文部科学省は、公立の幼稚園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校を対象に「特定の学年・学級の臨時休業を行っている学校」「学校全体の臨時休業を行っている学校」について、定期的に調査を実施。今回は、2022年度(令和4年度)第6回となる10月3日時点の状況を集計し、結果を公表した。

 学年・学級閉鎖(特定の学年・学級の臨時休業)を行っている学校は、幼稚園12校(0.4%)、小学校422校(2.3%)、中学校121校(1.3%)、高等学校60校(1.7%)、特別支援学校14校(1.3%)、計629校(1.8%)。前回調査時(9月1日時点)より67校(0.2ポイント)減少した。幼稚園が3校(0.1ポイント)増加した以外は、各学校種で減少。夏休み前の前々回調査時(7月13日時点)から減少傾向が続いている。

 臨時休校(学校全体の臨時休業)を行っている学校は、幼稚園2校(0.1%)、小学校8校(0.04%)、中学校6校(0.1%)、高等学校2校(0.1%)、特別支援学校0校(0%)、計18校(0.1%)。前回調査時より、12校減少したが、全体の割合は0.1%で変わらなかった。

 都道府県別でみると、学年・学級閉鎖を行っている学校の割合は、長野県7.0%(45校)、北海道4.6%(84校)、広島県4.0%(33校)、埼玉県3.9%(56校)、新潟県3.1%(25校)、和歌山県3.0%(13校)の順に高かった。臨時休校を行っている学校の割合は、秋田県0.6%(2校)、岩手県0.4%(2校)の順に高いが、いずれも1%未満であった。


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