メディアオーパスプラス（MOP）は2022年9月30日、NTTラーニングシステムズの学習管理システム「ELNO」「LStep」の取扱い開始を発表した。MOPの「Media Opus Contents+」で映像制作、教材のデジタル化を支援し、「ELNO」「LStep」で学習を管理・分析する。
「ELNO（エルノ）」「LStep（エルステップ）」は、NTTラーニングシステムズが提供する学習管理システム（LMS）。テキスト・テスト・映像等の学習教材の配信、受講者管理、学習進捗・履歴管理等を実現できる。
メディアオーパスプラス（MOP）は、「Media Opus Contents+」を通じて、学びの映像制作・配信、教材のデジタル化の支援を提供。2017年2月の事業開始から2022年1月末までの5年間で、総映像制作本数4万6,829本、延べ映像制作時間3万7,340時間に及ぶ映像を制作している。
さらに「Media Opus Knowledge+」では、AI（機械学習手法等）・統計学を活用したデータサイエンスで課題を解決。教育産業を中心に培ったノウハウを基盤に、各種データの分析から結果の視覚化まで一連の工程をエンドツーエンドで行い、顧客課題ごとに独自モデルを開発して課題レポートを提供。大学・学習塾をはじめ、さまざまな業界団体へ幅広い学びを支援してきた。
今回、NTTラーニングシステムズの学習管理システム「ELNO」「LStep」をNTTスマートコネクトの提供により取扱いを開始。「ELNO」「LStep」を活用し、ユーザーごとの学習管理を行うことで、MOPは、教材やテストの登録といった、受講コンテンツの管理・運用についてもオプションで対応する。これによりユーザーは、登録・運用の時間を削減でき、研修・教育に専念することができる。
映像配信は、NTTスマートコネクトの映像配信プラットフォーム「SmartSTREAM」を活用、高品質なインターネット配信が可能となる。さらに、「ELNO」「LStep」の学習ログと、「SmartSTREAM」の視聴ログは「Media Opus Knowledge+」にて分析し、改善検討が可能。たとえば「LMSを使用した学習塾でのテストの成績」と「LMS学習ログ」の関係性を分析することにより「学習効果を高めるために学ぶべき単元を特定する」ことができる。
