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園児服購買サービス「KIRINJI-DX」提供開始、中村被服

 園児服製造・販売を行う縫製メーカーの中村被服は2022年10月3日、幼稚園・保育園向けおよび保護者向け園児服購買サービス「KIRINJI-DX」の提供を開始した。園からの注文には口座振替をサポート。保護者はスマホアプリから注文・決済まで可能。

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 園児服製造・販売を行う縫製メーカーの中村被服は2022年10月3日、幼稚園・保育園向けおよび保護者向け園児服購買サービス「KIRINJI-DX」の提供を開始した。園からの注文には口座振替をサポート。保護者はスマホアプリから注文・決済まで可能。

 中村被服は、幼稚園・保育園等制服の企画、製造、販売等を行う山口県に本社を構える縫製メーカー。2015年に保護者向けのECシステムを構築しサービスを提供を展開。2022年9月には本社工場倉庫を新たに建設し、基幹システムの刷新と幼稚園・保育園向けおよび保護者向けサービスを大幅に拡張。今回、幼稚園・保育園向けおよび保護者向け園児服購買サービス「KIRINJI-DX」の提供を開始した。

 KIRINJI-DXでは、中村被服の商品サービスに加えて、幼稚園・保育園が利用している他社商品も含めて利用可能にするとともに、保護者向けには業界では日本初となるスマホアプリ(iPhone/Android)の提供を開始する。

 アプリは、LINE・Yahoo!JAPAN・Apple ID等のSNSとのシングルサインオンで、ログイン等の煩雑さを解消。Face ID・Touch ID・バイオ認証等をサポートし、セキュリティ対策も配慮されている。

 従来、保護者向けの販売は、紙での申込み・現金での支払いが中心となっていたが、KIRINJI-DXを利用することで、PCやスマホで注文から決済まですべて行うことができるようになる。決済方法は、クレジットカード・PayPay・Pay-easy(ATM/ネットバンキング)・コンビニ決済・Apple Payに対応。園もPC・スマホで注文可能、支払方法に口座振替を追加し、一貫したトータルサービスを提供する。

 KIRINJI-DXは従来のECシステムを利用の幼稚園・保育園も含めて、現在約1,000施設が利用。2022年11月には、小・中・高校における制服採寸の予約から注文・決済まで行う学校支援機能を提供予定。今後も、幼稚園・保育園におけるDXを推進する機能を順次展開し、3年後には3,000施設へ提供拡大する計画としている。

《川端珠紀》

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