「親と子に関する調査」は、モバイル社会研究所が2021年11月、関東1都6県の小中学生とその保護者を対象にQUOTA SAMPLING方式で実施。有効回答数は500件。今回のレポートは、この調査のうち、学校の授業でのパソコン・タブレット活用状況について、保護者の回答を集計したもの。
調査レポートによると、学校でパソコン・タブレットを活用した授業を行っている小中学生は約7割で、そのうち約6割が貸与されたパソコン・タブレットを利用。4割弱が学校に備え付けられたパソコン・タブレットを利用していることが明らかとなった。
授業の形態は、リアルタイムが7割程度、録画視聴が3割程度。パソコンやタブレットを活用した授業をおこなっている場合は、小中学生全体の約7割がリアルタイムで、約3割が録画も活用している状況だった。リアルタイム授業の実施率は、学齢があがるにつれ増加傾向となった。
また、学校・家の両方でパソコン・タブレットを利用している小学生は約4割で、中学生では半数強が活用。家のみの利用は少なく、学校で利用している小中学生が、家でも利用しているようすがうかがえる結果となった。