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Scratchから簡単に計測やAI判定できるツール開発

 ティーファブワークスは、USBケーブルを挿すだけでScratchから簡単に計測やAI判定、制御、IoT・双方向通信等ができる小中学校向け「AkaDako STEAM BOX プロトタイプ」を開発した。

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AkaDakoキット プロトタイプ
  • AkaDakoキット プロトタイプ
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  • 「AkaDakoキット プロトタイプ」シンキングカード
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 ティーファブワークスは、USBケーブルを挿すだけでScratchから簡単に計測やAI判定、制御、IoT・双方向通信等ができる小中学校向け「AkaDako STEAM BOX プロトタイプ」を開発した。理科教材、計測制御や課題解決の道具、プログラミングツールとして、さまざまな場面で活用することができる。

 「AkaDako STEAM BOX プロトタイプ」は、Scratch用拡張ボードAkaDakoをプラットフォームとするGIGAスクール時代の道具箱。12種類以上の計測や、グラフ描画(AI判定・明るさ・温度・湿度・気圧・距離・加速度・電圧・音量等)、5種類以上の制御(DCモーター・サーボモーター・フルカラーLED等)、IoT・双方向通信等を、USBケーブルでWindowsやChromebook、Mac等と接続し、ブラウザで指定のURLにアクセスするだけで利用することができる。

 計測やグラフ描画を簡単に行うことができるので、理科教材として、計測制御や課題解決の道具として、プログラミングツールとして、小学校から中学校までさまざまな授業で活用することができる。

 また、短い時間でもアイデアを形にできるよう、課題解決ツールとして「シンキングカード」も用意。カードを利用することにより、短い授業時間の中でも作品を完成させることができる。

 さらに、センサーやアクチュエータ、通信、AI等を組み合わせた複雑なプログラミングもScratchから簡単に行うことができるので、完成させる喜びや感動体験を味わうことができる。

 2022年5月4日に江東区産業会館で開催される「GIGAGIG」では、イベント内で「AkaDako STEAM BOX」の展示と体験ワークショップを開催。ワークショップでは「AkaDakoキット プロトタイプ」と「AkaDakoテクニックカード」を使い、6年理科「電気の利用」や中学技術家庭「D.情報の技術」等、問題解決型授業での活用体験を行う。参加費は500円。Peatixにて申し込む。

 また、学校や教育委員会向けに「AkaDako STEAM BOX」の無料レンタルの受付も開始。約1か月間レンタルすることができる。AkaDakoのWebサイトより申し込む。
《木村 薫》

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