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オミクロン濃厚接触者の待機期間、7日間に短縮…文科省

 新型コロナウイルス感染症の感染急拡大を受け、文部科学省は2022年1月31日、濃厚接触者の待機期間の変更等について、全国の教育委員会や大学等に通知した。オミクロン株患者の濃厚接触者の待機期間は7日間に短縮する。

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 新型コロナウイルス感染症の感染急拡大を受け、文部科学省は2022年1月31日、濃厚接触者の待機期間の変更等について、全国の教育委員会や大学等に通知した。オミクロン株患者の濃厚接触者の待機期間は7日間に短縮する。

 今回の通知は、厚生労働省が1月5日に発出し、1月28日に一部改正した事務連絡「新型コロナウイルス感染症の感染急拡大が確認された場合の対応について」の内容を周知するもの。

 濃厚接触者の出席停止期間の基準について、「学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マニュアル」では、「感染者と最後に濃厚接触をした日の翌日から起算して2週間」と記載。1月17日にはオミクロン株患者の濃厚接触者の待機期間を10日間にすると通知しているが、今後は厚生労働省の事務連絡を踏まえ「2週間(オミクロン株患者の濃厚接触者については7日間)」として運用する。

 また、厚生労働省の事務連絡では、新型コロナウイルス感染症患者は、医療保健関係者による健康状態の確認を経て、入院・宿泊療養・自宅療養を終えるため、療養終了後に勤務等を再開するにあたり、職場等に陰性証明を提出する必要はないとされている。そのため、今回の通知では新型コロナウイルス感染症の患者や濃厚接触者であった教職員、児童生徒等が学校に出勤・登校するにあたっても、学校に陰性証明を提出する必要はないことも明記している。
《奥山直美》

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