日本文化教育推進機構は、ブックオフグループホールディングスと共同で2021年12月7日、全国の小学生を対象に「SDGsとキャリア教育」の融合プログラム「学校ブックオフ」プロジェクトを開始したことを発表した。現在、2022年度の実践校を募集している。 「学校ブックオフ」プロジェクトは、ブックオフグループのリユース事業をカリキュラム化したもので、プロの査定方法を学び、仕入れ、広報、営業、経理と学校内でリアルな店舗運営を体験することで、楽しみながら「循環型社会」の在り方を学べる生きた「キャリア教育」となる。ブックオフグループホールディングスでは、2021年11月よりこのプロジェクトを開始しており、今回新たに日本文化教育推進機構が共同で開始することを発表した。 日本文化教育推進機構は、「子供の心に響く教育的・社会的テーマを探求すること」を掲げ、企業と教職員との連携による「共同研究プロジェクト」を作り、企業や業界からの最新情報の入った教材やツールを製作、全国の小中学校での授業実践や、出前授業、オンラインを中心とした社会体験学習を展開している。 文部科学省から「学校の新しい生活様式」が発表される中で、企業や団体も、これからの活動をより効率的に推進していく必要があり、教育への「想い」の実現のため、未来を担う子供たちのため、全国の教師、企業や団体、地域社会、家庭と連携活動の仕組みをつくり、総合的な教育活動を推進していきたいとしている。