文部科学省は2021年9月9日、新型コロナウイルス感染症ワクチンの大学拠点接種について、9月13日週にワクチン接種を開始する大学の状況を発表した。埼玉大学や北九州市立大学等、10大学が開始する。 文部科学省は、新型コロナウイルス感染症ワクチンの接種にあたり、地域の負担を軽減し、接種を加速化させるため、自治体接種に影響を与えないよう、医療従事者や会場等を自ら確保することを前提に、大学等におけるワクチン接種「大学拠点接種」を6月21日より進めている。 2021年9月9日正午時点の情報によると、9月13日週に新たに接種を開始する大学は、9月13日接種開始予定が「埼玉大学」「九州産業大学」「北九州市立大学」「九州女子大学」、9月14日が「はこだて未来大学」「徳島文理大学」「日本経済大学」、9月18日が「旭川大学・旭川大学短期大学部」「会津大学・会津大学短期大学部」「京都華頂大学・華頂短期大学」。 大学拠点接種は、各大学が単体で自校の学生や教職員だけでなく、大学が地域における新型コロナウイルス感染症ワクチン接種の拠点となることを想定している。北九州市立大学は近隣大学の学生・教職員、近隣の中学・高等学校の教職員・保護者、近隣住民へ接種予定。九州女子大学は、近隣大学の学生・教職員、大学に関連する近隣企業の職員へ接種予定。 詳細は、文部科学省Webサイト内の「大学拠点接種(新型コロナウイルス感染症に関連した大学等におけるワクチン接種)について」から確認できる。