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京都府立高、教育活動を8/29まで停止

 京都府は2021年8月20日、新型コロナウイルス感染症の急拡大を受け、8月20日から29日までの間、府立の高校と附属中学校のすべての教育活動を停止すると発表した。生徒の登校を停止とし、始業日を8月30日に延期する。

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京都府 定例知事記者会見(2021年8月20日)
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 京都府は2021年8月20日、新型コロナウイルス感染症の急拡大を受け、8月20日から29日までの間、府立の高校と附属中学校のすべての教育活動を停止すると発表した。生徒の登校を停止とし、始業日を8月30日に延期する。

 最近の京都府内の新型コロナウイルス感染状況を見ると、8月15日までの直近2週間の感染者数は10歳代が約580人、10歳未満が約250人で、全感染者に占める割合は合わせて約20%にのぼる。小中高生に限ると、直近1週間の感染者数が256人で全体の11%、その前の1週間の感染者数が140人で全体の8.0%であり、感染が増加傾向にある。

 8月25日以降、小中学校をはじめ多くの学校で2学期が始まる。緊急対応として8月20日から29日までの間、府立学校(府立の高校と附属中学校)の部活動やPTA活動、教科における活動等すべての教育活動を停止。生徒の登校を停止とし、始業日を8月30日に延期する。

 京都府の西脇隆俊知事は、「これまで夏休みだったため、子供たちの感染は家庭内感染が中心だったが、今後は学校生活が本格的に始まり、感染の状況について収集していく必要がある」と述べた。感染の状況によっては、学級閉鎖等の措置も必要になるという。

《工藤めぐみ》

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