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学びの保障オンライン学習システム、活用校と問題募集7/30まで

 文部科学省は、学びの保障オンライン学習システム(MEXCBT/メクビット)の活用校と自治体等が作成した問題を2021年7月30日まで募集している。活用校は小・中・高校等約2,000校が対象。Webサイトの応募フォームにて受け付けている。

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学びの保障オンライン学習システム(MEXCBT)について
  • 学びの保障オンライン学習システム(MEXCBT)について
  • 学びの保障オンライン学習システム(MEXCBT)の概要と活用の流れ
  • 学びの保障オンライン学習システム(MEXCBT)のプロトタイプの実証(令和2年度)
 文部科学省は、学びの保障オンライン学習システム(MEXCBT/メクビット)の活用校と自治体等が作成した問題を2021年7月30日まで募集している。活用校は小・中・高校等約2,000校が対象。Webサイトの応募フォームにて受け付けている。

 文部科学省では、緊急時における「学びの保障」の観点から、児童生徒が学校や家庭において、国や地方自治体等の公的機関等が作成した問題を活用し、学習やアセスメントができるCBT(Computer Based Testing)システムである「学びの保障オンライン学習システム(MEXCBT/メクビット)」のプロトタイプを開発し、2020年度(令和2年度)に小中高約300校で実証を実施した。

 2021年度(令和3年度)はシステムの機能の改善・拡充や地方自治体等が作成した学力調査問題等のデジタル化を行い、希望する全国の学校で活用できるようにする予定だという。

 文部科学省は7月30日まで、MEXCBT(プロトタイプ版)の活用校と、MEXCBT(機能拡充版)に掲載する問題を募集している。MEXCBT(プロトタイプ版)は、約2,000校・約20万人規模での活用を想定。2021年7月から10月ごろまでの運用を予定している。活用を希望する場合は、7月30日午後4時までにWebサイトの応募フォームから申し込む。

 MEXCBT(機能拡充版)の問題の募集に関心がある場合は、7月30日午後4時までに所定のメールアドレスに連絡する。後日、文部科学省より返信し、個別に相談する。

 10月以降に活用を開始する予定のMEXCBT(機能拡充版)には、プロトタイプ版に搭載している全国学力調査・学習状況調査や高校卒業程度認定試験の過年度問題等、国が作成した既存の学力調査等の問題の他、地方自治体等が作成した学力調査等の問題を搭載する予定。
《外岡紘代》

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