ユニファが展開する保育支援サービス「ルクミー」がリニューアルした。保育関連業務のDX(デジタル・トランスフォーメーション)をより加速させながら、データ連携強化による業務負担の削減から保育の質の向上まで一貫したサービスとして新たに提供を開始。併せて、研修サービス「ルクミー みらい保育スクール」もプレ開校した。 保育者不足と保育者の過酷な労働環境は大きな社会問題となっている。子供たちの登降園管理やお昼寝時の見守り、保育日誌や保育計画の作成、保護者や自治体へ提出する書類作成、保育者のシフト管理まで、多岐にわたる業務を抱えながら、保育の周辺業務、補助業務のICT化は進んでいないのが現状だという。 リニューアルした「ルクミー」シリーズは、これまで以上にデータ連携を強化し、登降園状況や検温、睡眠、食事、排便等のデータや、ルクミーフォトで撮影した写真等を自動で集約し、帳票や連絡帳への自動転記を可能に。保育関連業務をDXし、業務負荷の大幅な削減と、保育者の心と時間のゆとりの創出をサポートする。 また、創出できた時間によって保育者が子供と向き合う時間を増やすだけでなく、写真ドキュメンテーション作成機能の提供により、保育者同士で子供たちの成長に関する気付きをさらに共有しやすい環境を作り、豊かなコミュニケーションを増やすことで、保育者のやりがいの創出や保育の質の向上にも貢献することを目指す。業務負担の削減から保育の質の向上までトータルソリューションとして提供できるのは、保育業界の中でも「ルクミー」が初となる。 併せて、東京大学名誉教授・白梅学園大学名誉学長である汐見稔幸先生をはじめ、高い専門性を持った講師陣等と共に学ぶ研修・コミュニティー「ルクミー みらい保育スクール」を新たに開校。場所の制約を受けずに受講できるオンライン形式で、学びと実践の繰り返しによって“なりたい姿”を実現する「往還型コース」と、成功事例から“なりたい姿”を描ける「セルフデザインコース」の2コースを提供。さらに、受講者向けの無料講座として、子供たちの未来につながる情報から“なりたい姿”を発見する「みらい保育コンテンツ」を用意。これまでにない保育施設向けの新しい学びの場を提供する。 ルクミー みらい保育スクールは、全国の保育者が対象。7月1日のプレ開校ののち、9月1日に本開校となる。各種サービスの詳細はWebサイトで確認できる。