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漢検協会のデジタル学習コンテンツ、ペンまーるに搭載

 富士通と富士通Japanは2021年4月9日、「GIGAスクール構想」に対応した日本漢字能力検定協会のデジタル学習コンテンツを提供開始した。小中高向けドリルシステム「ペンまーる」に漢字学習コンテンツを搭載している。

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「ペンまーる」に搭載する漢検協会のコンテンツ
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 富士通と富士通Japanは2021年4月9日、「GIGAスクール構想」に対応した日本漢字能力検定協会(漢検協会)のデジタル学習コンテンツを提供開始した。小中高向けドリルシステム「ペンまーる」に漢字学習コンテンツを搭載したほか、漢検協会の学習コンテンツを体験できるトライアルサイトも同時に公開した。

 日本漢字能力検定協会の学習コンテンツは、これまで紙の教材が中心だった。文部科学省の「GIGAスクール構想」に対応するため、富士通Japanの手書き文字採点技術を活用した小中高向けドリルシステム「ペンまーる」上から漢検協会の学習コンテンツを提供する。

 「ペンまーる」に搭載する漢検協会のコンテンツは、漢検10級から2級までの各級5回分の学習プリントと力試しプリント。学校の授業でタブレット端末を利用する児童・生徒が、「ペンまーる」のWebブラウザ上から漢検協会の「日本漢字能力検定」の学習コンテンツにアクセスし、すぐに学習を始めることができる。解答後に答え合わせボタンをクリックすると自動採点されるため、解答直後に結果を確認できる。

 「ペンまーる」は、手書き文字採点技術により、とめ・はね等の漢字特有の細かな表現に対応。教員は、システムに蓄積された児童・生徒の全解答データを専用画面から参照できる。WindowsOSに加え、4月より新たにiOSやChromeを搭載したタブレット端末でも利用できるように対応した。
《工藤めぐみ》

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