教育業界ニュース

a.school×シャープ、STEAM教育プログラム提供開始

 a.schoolは2021年3月31日、中高生向けSTEAM教育プログラム「イノベーションを通じた社会課題シリーズ」をシャープと共同開発したことを発表。プログラムは、経済産業省が運営するオンライン図書館「STEAMライブラリー」で一般公開されている。

教材・サービス その他
中高生向けSTEAM教育プログラム「イノベーションを通じた社会課題シリーズ」
  • 中高生向けSTEAM教育プログラム「イノベーションを通じた社会課題シリーズ」
  • STEAMライブラリー
 a.schoolは2021年3月31日、中高生向けSTEAM教育プログラム「イノベーションを通じた社会課題シリーズ」をシャープと共同開発したことを発表。プログラムは、経済産業省が運営するオンライン図書館「STEAMライブラリー」で一般公開されている。

 中高生向けSTEAM教育プログラム「イノベーションを通じた社会課題シリーズ」は、日本のものづくりを牽引してきたシャープの技術を題材に、イノベーションがどのように人々の暮らしを豊かにしてきたのか、どんな科学技術が未来の社会課題を解決しうるのかを探究するもの。

 「Vol.1 ものづくりの歴史」「Vol.2 自然から学ぶものづくり」「Vol.3 ディスプレイ技術の発展」の3シリーズで構成され、各シリーズ3つの探究プロジェクトから、生徒の興味関心にあわせて選ぶことができる。たとえばVol.1では、「歴史調査プロジェクト~経済や産業の歴史を探る~」「経営分析プロジェクト~現代の経済や経営課題に挑む~」「脚本執筆プロジェクト~ものづくりを題材にした短編小説を書く~」を用意している。また、教育現場の実情にあわせ柔軟に活用してもらえるよう、短期・中期・長期の3つの期間で実施可能。

 いずれのシリーズも、クイズ・映像・グループワークのサイクルから探究心に火をつける「発見」の授業(50分授業・全2回)と、掻き立てられた興味関心・好奇心を頼りにひとりひとりが探究学習を進める「探究」プロジェクト(50分授業・全2~9回)の2部構成。映像コンテンツでは、科学技術に携わる「人」にフォーカスすることで、「身の回りの製品はさまざまなプロフェッショナルが苦闘・工夫してつくっていること」を中高生に伝え、「自分はどう生きていくか」を考えるきっかけとなるよう導く。

 なお、このプログラムは、経済産業省「未来の教室」事業の一貫として制作され、オンライン図書館「STEAMライブラリー」で一般公開されている。「総合的な探究の時間」「理数探究(基礎)」「日本史探究」「世界史探究」など、学校の授業運営に活用できる。

 また、4月28日と5月12日、19日には、プログラムの活用を検討している学校関係者や、類似の教育コンテンツ開発や運営に関心のある法人・行政関係者を対象に、公開授業を探究学習塾エイスクール本郷校にて実施。Googleフォームにて申込みを受け付けている。

◆公開授業
日時:2021年4月28日(水)、5月12日(水)、5月19日(水)いずれも19:00~21:00
会場:探究学習塾エイスクール本郷校(東京都文京区本郷4-1-7近江屋第ニビル601)
対象:学校関係者、法人・行政関係者
※感染症対策のため人数制限あり
申込方法:Googleフォームにて申し込む
《桑田あや》

この記事はいかがでしたか?

  • いいね
  • 大好き
  • 驚いた
  • つまらない
  • かなしい

【注目の記事】

特集

編集部おすすめの記事

特集

page top