シャープは、Dynabookと共同で開発した「Dynabook Chromebook C1」のWi-Fiモデルを商品化し、教育機関向けに2021年7月下旬以降発売する。現行のLTE内蔵モデルにWi-Fi専用モデルを追加し、Chromebook のラインアップを拡充する。 「Dynabook Chromebook C1」は、11.6型のタッチディスプレイを搭載。ノートパソコンとしてはもちろん、ディスプレイ部を反対側に折りたたんでタブレットとしても使えるコンバーチブルタイプ。モバイル通信(LTE)機能を省いた、Wi-Fi専用モデルで、学校や家庭、校外等の場所を選ばず安定したネットワークで快適に使うことができる。 高性能CPU「Qualcomm Snapdragon TM 7c」を採用し、高いパフォーマンスの維持と長時間の電池持ちを両立。折りたたんだ状態から開くと待機状態から高速で起動してネットにつながるため、授業の開始を待たせない。また、屋外授業での使用を想定し、MIL規格に準拠した高い堅牢性と防滴性能を実現しており、落下や水漏れ等、日常で起こる不意のアクシデントにも備えている。 別売のスタイラスペンは本体に収納し、必要な時にさっと取りだして使用できる。収納時には自動で充電でき、わずか15秒のチャージで約45分間使用できる高速充電にも対応している。 シャープは、今後もGIGAスクール構想をはじめとした教育ICT化の推進に貢献していくとしている。