STEAM教育のソリューションを提供するMakeblock Japanは2021年2月15日、初等中等教育におけるプログラミング教育で活用できる、ネットワーク対応のマイクロコンピュータ「CyberPi(サイバーパイ)」を発売する。メーカー希望小売価格は9,800円(税別)。 Makeblockは、これまでプログラミング学習用のロボットやソフトウェア、レーザーカッターをはじめとする工作機器、教育コンテンツを提供してきた。教育関係者や学校への支援を促進するために2020年9月、教育に特化したブランド「Makeblock Education」を設立している。 CyberPiは、コンパクトで軽量な見た目に、フルカラーディスプレイ、スピーカー、マイクなどの豊富な出入力モジュールと、強力なCyberOSを搭載。ソフトウェアと組み合わせて、データサイエンス、ネットワーク利用、AI音声認識や翻訳機能、IoTなどの高度な技術を体験できる。ブロックをつなぎあわせるビジュアルプログラミングから、テキスト言語Python(パイソン)のプログラミングまで、段階的な学習が可能。 本体や拡張ボード「Pocket Shield(ポケットシールド)」に異なる規格のポートを複数備えているので、Makeblock製のmBuild(エムビルド)や他社製の電子モジュールを拡張し、電子工作の可能性を広げることができる。2020年10月には、は OSHWA(Open Source Hardware Association、オープンソースハードウェア協会)による認証を受けている。 「CyberPi Go Kit」のメーカー希望小売価格は9,800円(税別)。