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探究学習型アクティブラーニング教材「FUTURE」添削サービス開始

 ICT教材の企画開発・販売やキャリア教育普及事業を行うSRJは2020年11月13日、思考力・表現力の育成のためのアクティブラーニング教材「FUTURE」の添削サービスを提供することを公表。Z会ソリューションズと共同し、全国の学校、学習塾等の教育機関を対象に展開していく。

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 ICT教材の企画開発・販売やキャリア教育普及事業を行うSRJは2020年11月13日、思考力・表現力の育成のためのアクティブラーニング教材「FUTURE」の添削サービスを提供することを公表した。Z会ソリューションズと共同し、全国の学校、学習塾等の教育機関を対象に展開していく。

 「FUTURE」は、1つのテーマに対して、ワークシート式テキストとグループディスカッションを組み合わせた1回の授業で完結できるアクティブラーニング型教材。朝日新聞「天声人語」や朝日中高生新聞から選ばれた時事テーマや、SDGsなど多岐に渡るジャンルの文章を課題設定のための情報として掲載している。今回、「FUTURE」を総合的な探究という教育指導の場で活用するため、添削指導に関する先生方の不安や手間を軽減するために、Z会ソリューションズと共同して、添削サービスを提供することにした。

 Z会ソリューションズのオリジナル添削サービス「中学ライティング講座」は、「日本語運用能力テスト」の「書く力」を評価するための5つの指標「表記」「構成」「文法」「伝達」「表現」ごとに添削コメントが付けられる。また、「課題発見・解決能力テスト」の前段階として、課題に取り組むのも有効という。

 探究型学習教材「FUTURE」の学びのメソッドは、「文章を読み、今日の授業のテーマについて明確化する」「自分の考え・意見を書き出し、整理する」「グループで意見を交わし、さまざまな視点から考えを深める」「作文を通して、自分がやりたい仕事のポイント(本質)をまとめる」。AO・推薦入試の小論文対策として、自ら考え、伝える能力を養うことができる。2022年度から導入される「探究」や、総合、道徳の学習教材としても活用できる。

 次年度以降の探求学習の取り組みについて検討している教育機関の先生などを対象に「FUTURE」の紹介と教材内のワークを実際に体験できるオンラインセミナー「これからの教育×新しい教材~『今を読み解き、みらいを考えるFUTURE』ワーク体験~」を11月14日午後2時~3時に開催。申込みは11月13日午後11時59分まで。Webサイトから申し込む。また、教材に関する詳細や価格などの問合せ、テキスト、見本誌の注文はSRJのWebサイトから行う。
《田中志実》

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