SRJは2020年7月29日、全国の学校や学習塾などに向けて、入試改革や学習指導要領で求められる思考力・判断力・表現力の育成のための新しい探究学習型アクティブラーニング教材「FUTURE」を発売する。1テーマを1授業で完結でき、小学生向けと中高生向けがある。 これからの教育は、「知識がある」というだけではなく、「物事を論理的に考え、自分の考えをまとめ、相手に正確に表現する力」がより求められる。学校教育にとどまらず社会においても、今後はコミュニケーション力やプレゼンテーション力などの思考力、判断力、表現力がより重要になってくる。 SRJが発売する「FUTURE」は、思考力・判断力・表現力の育成のための新しい探究学習型アクティブラーニング教材。実社会や実生活と結びつくさまざまなテーマに対して、生徒が主体的に課題を設定し、情報の収集や整理・分析をしてまとめる能力を育成し、「変化する社会の中で、自ら考え、活躍できる人づくり」を目指す。 1つのテーマに対して、ワークシート式テキストとグループディスカッションを組み合わせており、1テーマを1回の授業で完結できる。朝日新聞「天声人語」や朝日中高生新聞から選ばれた時事テーマやSDGsなど多岐にわたるジャンルの文章を課題設定のための情報として掲載している。 ティーチャーズガイドやワークシート記入例もすべての単元で提供。カリキュラムやファシリテーションについての相談も受け付け、アクティブラーニング授業が初めての教員でも不安や無理なく指導できるようサポートする。 小学校高学年や中学受験希望者を対象とした「小学生向け」、中学生と高校生が対象の「中高生向け」の2種類あり、価格はいずれも1冊1,500円(税別)。「小学生向け」は、仲間とともに話し合いをすることで視野を広げ、自分を知る内容で、テーマは「クラスの係はいくつ必要か?」「席替えのくじ引きって公平」など。 「中高生向け」は、正解のない問いの探究を通して視野を広げ、社会とつながるための自己決定力を養う。テーマは「やりたい仕事の本質に迫ろう!」「これからの社会で求められる力やスキルとは?」など。 総合型選抜(AO)や学校推薦型選抜(推薦)の小論文や入試対策として、自ら考え、表現する能力を養うほか、2022年度から導入される「探究」をはじめ、総合、道徳の学習教材として活用できる。学びや仕事の目的を発見することで、意欲喚起や生きる力の育成につなげる。 SRJでは「FUTURE」のリリースを記念して、7月26日午前11時から、学校、学習塾・スクール関係者を対象にした無料のWebセミナーを開催する。「FUTURE」の監修・執筆を担当した森弘達氏(大妻中学高等学校主幹、情報経営イノベーション専門職大学客員教授)を迎え、「今後の教育の変化と探究学習」をテーマに講演する。セミナーは、Zoomを用いたWeb形式で実施。SRJのWebサイトの申込フォームから7月22日まで事前申込を受け付けている。◆探究学習型アクティブラーニング教材「FUTURE」発売日:2020年7月29日(水)※注文の受付開始は7月末を予定対象:全国の学校、学習塾など教育機関【小学生向け】対象:小学校高学年、中学受験希望者テーマ数:10テーマ+付録2テーマ価格:1500円(税別)/冊【中高生向け Vol.1、Vol.2】対象:中学生、高校生テーマ数:各20テーマ価格:1500円(税別)/冊◆「FUTURE」リリース記念Webセミナー日時:2020年7月26日(日)11:00~12:00開催形式:Zoomを用いたオンライン対象:学校、学習塾・スクール関係者参加費:無料締切:2020年7月22日(水)申込方法:SRJのWebサイトより申し込む