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アクティブラーニング支援「Solstice AL」東和エンジニアリング

 東和エンジニアリングは、学校向けの「Solstice ActiveLearning」(Solstice AL)の販売を2020年6月1日に開始した。アクティブラーニング形式のグループ学習においてタブレットを用いた映像活用をスムーズにコントロールし、先生の授業進行を支援する。

ICT機器 授業
Solstice Active Learningの機能
  • Solstice Active Learningの機能
  • ワイヤレスプレゼンツール「Solstice Pod」
 東和エンジニアリングは、学校向けの「Solstice ActiveLearning」(Solstice AL)の販売を2020年6月1日に開始した。アクティブラーニング形式のグループ学習においてタブレットを用いた映像活用をスムーズにコントロールし、先生の授業進行を支援する。

 東和エンジニアリングは、アメリカのMersive社が開発・製造しているワイヤレスプレゼンツール「Solstice Pod」の正規販売代理店。「Solstice Pod」本体を接続したディスプレイなどの映像表示機器上で、スマートフォンやパソコンからワイヤレスで送信された複数の映像を共有することができる。

 「Solstice AL」は、「Solstice Pod」の追加アプリケーション。アクティブラーニング形式のグループ学習においてタブレットを用いた映像活用をスムーズにコントロールし、先生や複数のグループ間での資料や課題の共有から討論、評価まで簡単に行える。学生が、パソコンやタブレットなどで持ち寄ったそれぞれのコンテンツをグループのディスプレイに表示でき、グループのコンテンツを先生やほかのグループと共有できる。

 たとえば「一斉映像配信」では、先生のディスプレイから複数グループへ講義資料や指示事項を一斉に提示できる。「個別映像配信」では、ほかのグループとコンテンツを共有でき、相手グループの評価や議論などをサポート。「画面集約」では、複数グループの映像を先生のディスプレイに集約して表示することで、まとめや評価がしやすいなど、自由な映像共有パターンでインタラクティブな授業をサポートする。

 さらに、先生や進行役がタブレットを使い、タッチ&スライド操作によりグループ内で共有しているコンテンツをほかのグループのディスプレイへ簡単に送信できる。トレーニングの必要がなく、スムーズな運用が可能。

 同社は、1つの教室からラーニング・コモンズのような大規模な施設まで、ICTを中心とした音響・映像システム、什器デザインなどのトータルコーディネートで「学校の特色を生かした空間づくり」をサポートしている。商品の詳細はWebサイトで確認できる。
《田中志実》

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