ソニー・インタラクティブエンタテインメント(SIE)は2020年4月、ロボットトイ「toio」を使ったプログラミング教材・カリキュラムを全国の小学校や民間スクール(塾・教室など)向けに導入する。公式Webサイトでは、「toio×エデュケーション」を新たに公開している。 toioは、シンプルなキューブ型ロボット。専用タイトルを変えることでゲームや工作、絵本、運転など、いろいろな遊びを楽しむことができる。 2020年4月より、小学校ではプログラミング教育が必修化される。また、文理横断型の探索学習STEAM教育が近年国内外で注目されていることから、SIE開発協力のもと、内田洋行とアフレルが全国の小学校や民間スクール(塾・教室など)向けのtoioを活用したプログラミング教材・カリキュラムを企画・開発した。 内田洋行は、小学校の算数の授業で使えるtoioを活用したプログラミング教材として小学校高学年から中学校以上を対象とした「toioビジュアルプログラミングセット」、小学校低学年を対象とした「toioアンプラグドセット」を開発。 アフレルは、toioを使ってアイデアを表現し、体験的にプログラミングを学ぶコンテンツを開発。小学校低学年から始められるクリエイティブコースでは、「ゲームをつくってみよう」「おえかきをしてみよう」「音をつくってみよう」といったコンテンツを取りそろえている。コンテンツは、toio新作タイトル発売に合わせて拡充する予定だという。 また、3月16日よりtoio公式Webサイトにて「toio×エデュケーション」ページを開設。toioをプログラミング教育やSTEAM教育に活用する利点や、実際にtoioを学校教材・カリキュラムとして導入している熊本県人吉市の事例を動画レポートなどで紹介している。学校や民間スクールからの、toio導入に関する相談・問合せもWebサイトで受け付けている。