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公立高校1人1台端末の数学活用事例…iTeachers TV

 iTeachers TVは2021年10月20日、京都府立清明高等学校の下拂徹先生による教育ICT実践プレゼンテーション「ゼロから始めるICT活用~高校数学~」を公開した。公立高校の数学における1人1台端末の活用について、具体的な場面や利点を紹介する。

事例 ICT活用
iTeachers TV「ゼロから始めるICT活用~高校数学~」
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 iTeachers TVは2021年10月20日、京都府立清明高等学校の下拂徹先生による教育ICT実践プレゼンテーション「ゼロから始めるICT活用~高校数学~」を公開した。公立高校の数学における1人1台端末の活用について、具体的な場面や利点を紹介する。

 iTeachers TVは、教育ICTを通じて「新しい学び」を提案する教育者チーム「iTeachers」による教育ICT情報番組。先生や生徒、教育関係者をゲストに招き、ICTを活用した「新しい学び」の実践や取組みをプレゼンテーション形式で紹介する。

 今回のゲストは、京都府立清明高等学校の下拂徹先生。「ゼロから始めるICT活用~高校数学~」と題して、10月13日に前編(Vol.292)、10月20日に後編(Vol.293)を公開した。

 下拂先生の担当教科は数学。2013年に府立高校イノベーションリーダーに任命されたことをきっかけに、ICTを活用した授業実践や校務の情報化に着手。京都府立清明高等学校では、ICT教育推進会議のメンバーとしてICT教育を推進するとともに、1人でも多くの先生が気軽にICTを活用できるようサポートや情報提供をしている。

 前編では、全教室にプロジェクターが設置され、校内全域Wi-Fi完備、生徒と教員全員が1人1台のiPadを所持しているという京都府立清明高等学校のICT環境に触れたうえで、高校数学におけるタブレット端末の活用事例を紹介。タブレット端末とプロジェクターの活用による板書等の時間の短縮・削減をはじめ、グラフ作成アプリやデジタル教科書の利用といった、先生がタブレット端末を活用する場面を具体的に伝える。

 後編では、生徒が1人1台のタブレット端末を持つことで生まれるさまざまな利点を解説。タブレット端末による宿題提出、生徒が作成した問題の相互評価、授業の振り返り等、高校数学における1人1台端末の生徒の活用シーンを紹介する。

 番組後半には「教育ICTなんでも3ミニッツ」コーナーを収録。前編では森村学園初等部の榎本昇先生による「HOUR OF CODEを楽しもう」、後編では千葉県立市川工業高等学校の片岡伸一先生による「iPadでWeb管理『FTP Manager』」を紹介する。

 番組は、すべてiTeachersのYouTubeチャンネルで視聴できる。毎週水曜日の夜に「iTeachersTV~教育ICTの実践者たち~」シリーズの新作を公開している。これまでに293回の番組を配信しており、過去の番組も視聴できる。

◆iTeachers TV【Vol.292】京都府立清明高等学校の下拂徹先生
「ゼロから始めるICT活用~高校数学~」前編


◆iTeachers TV【Vol.293】京都府立清明高等学校の下拂徹先生
「ゼロから始めるICT活用~高校数学~」後編
《奥山直美》

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