教育業界ニュース
先々週・先週(2023年5月1日~12日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。5類移行後の学校教育活動のあり方や、情報モラルの指導手引き公開等、文部科学省関連のニュースが多数あった。
エキュメノポリスは2023年5月10日、生成AI搭載の英語スピーキング能力診断サービス「LANGX Speaking(ラングエックス・スピーキング)」の予約販売を開始した。早稲田大学等にも導入されているという。
Z会グループで教育機関の支援事業を行うエデュケーショナルネットワークは2023年5月10日、オンラインで確認テストが実施できるシステム「Assesst(アセスト)」を発売した。利用対象は中学1~3年生、学習塾や学校専用に販売する。
ジャパン・トゥエンティワン(J21)は2023年5月11日、経済産業省の「探究的な学び支援補助金」を活用した実証事業にあたり、学校等教育機関の募集を開始すると発表した。実証事業では、プログラミング学習教材「コードモンキー」を無償利用できる。申請締切は6月初旬。
東洋大学情報連携学部(INIAD)は2023年5月10日、全学生にGPT-4を活用させるため、教育システム「AI-MOP」を開発、新学期より導入していることを発表した。生成系AIを利用した自学自習で教育効果を高めるとともに、システム開発のスキルを学習させるねらいがあるという。
障害者向け就労支援事業や子供の教育事業を展開するLITALICOは2023年5月10日、宮城県教育委員会と連携協定を締結した。宮城県内の特別支援教育の発展を目的とする。
NECは、児童生徒1人1台端末の利用状況を可視化する「学びの様子見える化サービス」に、深夜利用した履歴等を教員へ通知する「おしらせ機能」を搭載し、2023年5月16日より提供を開始する。オープン価格。
兵庫県明石市の通信制高校サポート校「青楓館高等学院」は2023年5月1日、Web3を活用したNFTのバッジ勲章制度を導入することを発表した。学業や部活動、企業インターン等、学校内外の活動を評価し、生徒の功績にあわせてNFTバッジを付与する。
コニカミノルタは2023年5月1日、学校教育向けソリューション「tomoLinks(トモリンクス)」の販売を開始したことを発表した。「学習支援」サービスは正式販売を開始、「先生×AIアシスト」「授業診断」サービスは、プレビューリリースとして先行販売する。
オーディーエスは2023年5月10日~31日の期間、教育関係者向けICT支援サービス相談と電子黒板体験会を東京および鳥取で開催する。完全予約制で、事前にWebサイトの問合せフォームから予約が必要。5月10日~12日の第14回 EDIX(教育総合展)東京でも電子黒板の展示を行う。
教育分野としては日本最大の展示会「EDIX(エディックス)東京」が2023年5月10日、東京ビッグサイト 西展示棟で開幕した。EDIX東京は5月10日から12日までの3日間開催される。
イードとフルノシステムズは、イードが運営する教職員・教育関係者向けWebメディア「リシード」において、2023年5月10日から7月31日までの期間、学校の回線速度を計測し、ネットワーク環境の優れた学校を表彰する「GIGAを応援!超速Wi-Fiキャンペーン」を開催する。
日鉄ソリューションズは2023年4月1日、NSSOLと九州NSソリューションズが提供している学校事務システムの定額利用サービスとして「CampusSquare S Edition」の提供を開始した。契約から最短3か月で導入が可能。
レスポンは、同社が提供する教育機関向け支援ツール「respon(レスポン)」に、小テストやレポートにおけるAIの不正利用を抑止する機能を実装することを発表した。2023年5月中旬にリリース予定。
プロシーズは2023年5月8日、eラーニングシステム「LearningWare(ラーニングウェア)」にAI採点機能を搭載したことを公表した。記述式レポートの採点をAIによって自動採点し、採点業務を効率化する。
すららネットは、経済産業省が2023年4月11日に公開した「探究的な学び支援補助金2023」を利用する自治体・学校を対象にしたオンライン説明会について、5月15日から6月19日までに合計5回開催する。参加は無料。