
体力向上で苦手科目の成績アップ…神戸大など研究グループ
中学1年生から中学3年生にかけて、体力が向上すると主要5教科の最低評定値が向上することが2021年4月9日、神戸大学などによる共同研究の結果から明らかになった。体力向上が学業成績に与えるプラス効果は、苦手科目に選択的に認められるという。

大学入試センター研究開発部「試験情報データ活用」等提案
大学入試センターは2021年4月8日、研究開発部の活性化について最終まとめを公表した。今後の研究開発戦略の策定に向けて、「センターで行う大学入試研究」「試験情報データの活用」等6項目を提案し、将来的に取り組むべき方向性についても示している。

大学の対面授業、まん延防止後も方針変更せず…文科省
まん延防止等重点措置を受け、文部科学省は2021年4月9日、感染防止と対面・オンライン授業の両立という基本方針に変更がない考えを明らかにした。大学での感染事例の多くが、放課後の飲み会や部活動で起きているとし、学生の学修機会の確保に理解を求めた。

【大学受験】共通テスト、継続困難…最大17億円の赤字発生
大学入学共通テストについて、現状の財政構造のままでは継続的・安定的実施が困難であることが2021年4月9日、明らかになった。試算によると、検定料引上げ等の対応を行わない場合、2023年度には最大17億円の赤字が発生するという。

キヤノンITS「in Campus」SaaSサブスク型の新サービス
キヤノンITソリューションズ(キヤノンITS)は2021年5月下旬、教育機関向けソリューション「in Campusシリーズ」において、初期費用を抑えて短期間での利用開始が可能となるSaaSサブスクリプション型の新サービスの提供を開始する。

2021年度「大学の世界展開力強化事業」国公私立大を公募
文部科学省は2021年4月5日、2021年度大学教育再生戦略推進費「大学の世界展開力強化事業~アジア高等教育共同体(仮称)形成促進~」の公募要領案を公表した。対象は国内の国公私立大学。アジア諸国の大学との連携による教育研究プログラムに対し重点的に財政支援を行う。

対面接触を軽減、予約システムを利用した成績証明書発行
コントロールテクノロジーが展開する予約受付システム「RESERVA」は、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、教育現場での導入が進んでいる。対面接触を避けるため、成績証明書などの発行、受取りでもRESERVAが利用できるようになった。

文科省、兵庫医科大等6校の学部設置認可を諮問
文部科学省は2021年4月7日、3月末に申請のあった令和4年度(2022年度)開設予定の公私立大学の学部等の設置認可について、文部科学大臣から大学設置・学校法人審議会へ諮問したことを公表。また、私立大学等の収容定員の増加に係る学則変更認可についても諮問した。

新課程入試における主体性の評価・調査書の方向性、旺文社が分析
旺文社教育情報センターは2021年4月5日、文部科学省が3月に公表した「大学入学者選抜における多面的な評価の在り方に関する協力者会議」における「審議のまとめ」のポイントを整理し、解説を加えてWebサイトに掲載した。

音楽の基礎から作曲まで学べる「Flat for Education」無料キャンペーン
Tutteoは2021年4月5日から2022年3月31日まで、小学校・中学校・高校・大学を対象に、基礎から作曲まで学べる音楽学習プラットフォーム「Flat for Education」を無料で利用できるキャンペーンを実施する。

文科省、統計エキスパート人材育成プロジェクト公募5/6まで
文部科学省は2021年4月2日、2021年度(令和3年度)統計エキスパート人材育成プロジェクトの公募を開始した。公募期間は5月6日午後5時まで。公募説明会を4月7日午後3時より、オンラインで実施する。参加申込はWebサイトにて受け付けている。

大学のコロナ対応等を紹介、教育機関DXシンポ4/9…NII
国立情報学研究所 大学の情報環境のあり方検討会は2021年4月9日、第30回大学等におけるオンライン教育とデジタル変革に関するサイバーシンポジウム「教育機関DXシンポ」をオンラインで開催する。参加申込はWebサイトにて受け付けている。

18歳人口、2030年14.3万人減と予測…リクルート進学総研
リクルート進学総研は、「18歳人口推移、大学・短大・専門学校進学率、地元残留率の動向2020年」をWebサイトに公開した。18歳人口は2032年に102.4万人となり、2020年から14.3万人減少すると予測。大学入学者の地元残留率は44.1%と、10年間で0.9ポイント上昇している。

宮城教育大と内田洋行、情報活用能力育成へ連携協定
宮城教育大学と内田洋行は2021年3月31日、包括的事業連携協定を締結したと発表した。学習指導要領上で「基盤となる能力」と位置付けられている「情報活用能力」の育成・発揮に関する研究、教員養成・教員研修における学修環境の在り方の検討を推進していく。

デジタル教科書の現行基準撤廃、普及促進へ…文科省
文部科学省は「教育現場におけるオンライン教育の活用」について取りまとめ、2021年4月1日にWebサイトで公表した。不登校児らが自宅などで行うオンライン学習を一定の要件のもと出席扱いとするほか、学習者用デジタル教科書は現行基準を撤廃する。

文科省、第5次国立大学法人等施設整備5か年計画を策定
文部科学省は2021年3月31日、「第5次国立大学法人等施設整備5か年計画」の策定について発表。今後、国立大学等が「共創」の拠点としての役割を果たすため、キャンパス全体を「イノベーション・コモンズ」へと転換していくことを目指す。