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【大学受験2022】国公私立大入試の概要まとめ…河合塾

 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2021年10月7日、2022年度入試情報に「2022年度入試の概要」を掲載した。入試を取り巻く環境、学部の新設・再編、新型コロナウイルス感染症対応、入試変更点等、2022年度入試を展望している。

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2022年度入試の受験環境
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  • 国公立大入試のおもなポイント
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 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2021年10月7日、2022年度入試情報に「2022年度入試の概要」を掲載した。入試を取り巻く環境、学部の新設・再編、新型コロナウイルス感染症対応、入試変更点等、2022年度入試を展望している。

 2022年度入試の概要は、「2022年度入試の受験環境」「国公立大入試のおもなポイント」「私立大入試のおもなポイント」の3つで構成。2022年度入試を展望するうえで重要な、入試を取り巻く環境、注目される大学の動き、入試変更点等を取りあげている。

 少子化により18歳人口は減少期に入っており、大学志願者数減少で2022年度入試は、前年度以上に競争緩和が見込まれている。新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、受験生への配慮は2022年度入試でも進められており、国公立大学では追試験、私立大学では振替受験のケースが多い。早稲田大学や立教大学等の一部の私立大学では、独自試験のみで実施する一般方式を受験できなかった場合、大学入学共通テストの成績で合否判定を行うことを発表している。

 新設・再編の動きは2022年度も活発で、国公立大学では大阪市立大学と大阪府立大学が統合して大阪公立大学が誕生する。教員養成系学部の改組も目立ち、2022年度入試では宮城教育大学の芸術体育・生活系教育専攻が総合型選抜のみの募集となり、富山大学と金沢大学は共同教員養成課程を設置する。

 私立大学では、専門職大学を含め3大学が新設。兵庫医科大学が兵庫医療大学と統合、徳山大学が公立大学法人化し周南公立大学となる予定。学部の新設・改組では、医療系の学部・学科の設置が目立つ他、名城大学や近畿大学等で情報系学部、武蔵大学や摂南大学等で国際系学部を新設する。青山学院大学の法学部はヒューマンライツ学科を新設。東海大学では、全学的な学部・学科の改組に加え、通学キャンパスも再編する。

 国公立大学入試では、多様な入学者を確保するために総合型・学校推薦型が拡大。その一方、一般選抜の後期日程は廃止・縮小が続いており、2022年度も北海道大学(医-保健)、富山大学(医-医)等が後期日程を廃止する。東北大学、京都大学、大阪大学等の難関大学では、第1段階選抜の変更にも注意が必要。おもに予告倍率が下がる等、狭き門となるケースが多くなっている。コロナ対応で入試のオンライン化、地方試験会場での実施取りやめ、入試日程の分散といった動きもある。

 私立大学入試では、一般選抜で英語資格・検定試験を活用する動きが活発化。また、科目負担を増やす動きがみられ、大学入学共通テストの教科・科目数が多い方式を追加するケースが目立つ。学部系統で人気が高まっているのは情報、医、薬、法学系等。全体では「文低理高」で、就職や職業を意識した系統が人気、国際系学部は不人気となっている。2022年度入試については「『一つ上』を狙う受験生が増加しそう」「地元志向は継続」と予想している。
《奥山直美》

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