教育業界ニュース
東京都は2022年6月16日、2022年度(令和4年度)第1学期末に実施する都内私立中学校および高等学校の転・編入試験について公表した。中学校は暁星や東洋英和女学院等96校、高校は成城や広尾学園等119校(このうち全日制は110校)で転・編入試験を行う。
東京都教育庁は2022年6月16日、2023年度(令和5年度)東京都立中等教育学校と東京都立中学校入学者決定に関する実施要綱・同細目を公表した。都立中高一貫教育校の検査日は、一般枠募集が2023年2月3日、特別枠募集が2月1日に行われる。
文部科学省は2022年6月14日、各都道府県教育員会等に、新型コロナウイルス感染症の影響等を踏まえた2023年度(令和5年度)以降の高等学校入学者選抜等における配慮等について通知した。
文部科学省は2022年6月3日、2023年度大学入学者選抜実施要項を公表した。大学入学共通テスト問題の流出事件を受け、監督者による試験室内の巡視等、不正行為防止について盛り込んだ。共通テストは、本試験を2023年1月14日と15日、追試験を1月28日と29日に実施する。
東京都教育委員会は2022年5月26日、東京都立高等学校入学者選抜における東京都中学校英語スピーキングテスト(ESAT-J)結果の活用について公表した。不受験者が入試で不利にならないよう、英語学力検査の得点が同じ者のESAT-J結果をもとに「仮のESAT-J結果」を算出する。
大学入試センターは2021年11月14日に開催したシンポジウム「COVID-19の災禍と世界の大学入試」の報告書をWebサイトに掲載した。シンポジウムで報告された5か国の大学入試における新型コロナウイルスの影響について、発表内容や質疑応答をまとめている。
ことばの教育は2022年6月25日、会場とオンラインによるハイブリット形式のイベント「都立高校入試利用の英語スピーキングテストについて考えよう!」を開催する。参加無料。会場定員は25名。申込みはWebサイトで受け付ける。
ODKソリューションズは2022年5月25日の取締役会において、クシムと事業譲渡契約を締結することを決議した。クシムが提供する学習管理システムとeラーニング事業を譲り受ける。譲受価格は1億8,000万円(税抜)。
アローコーポレーションは2022年5月31日、高校教員や学習塾・予備校関係者を対象に、大学入試や高校・大学の教育、高大接続について考える総合イベント「2022年高大接続総会」をベルサール秋葉原にて開催する。事前申込制。入場無料。
鳥取県教育委員会は2022年5月12日、2023年度鳥取県立高等学校入学者選抜方針および日程を発表した。鳥取県では2023年度より新しい入学者選抜を導入。従来の推薦入学者選抜を廃止し、特色入学者選抜を開始する。検査日は、特色選抜が2023年2月3日、一般選抜が3月7日・8日。
政府の教育未来創造会議は2022年5月10日第一次提言案を公表した。給付型奨学金と授業料減免の中間所得層への拡大、ライフイベントに応じて奨学金を柔軟に返還できる出世払いの仕組み創設等を盛り込んでいる。
この記事では、2021年度に公開した記事の中から特に注目を集めたものをまとめて紹介する。
Institution for a Global Societyは2022年5月31日、セミナー「総合型・学校推薦型選抜に向けた、出願書類における自己アピールと添削のポイント」をオンラインにて開催する。講師に湘南ゼミナール高等部の総合型選抜(AO)・推薦コース責任者を招く。参加は無料。
毎日新聞出版は2022年4月26日、2022年度大学入試総括等を掲載した「サンデー毎日」5月8・15日合併号を発売した。2022年度大学入試を振り返り、2023年度入試を予想。「有名私立650高校179大学合格者数」等も掲載している。
明治学院大学は2024年4月に同大学初の理系学部「情報数理学部」を新設する。また、情報数理学部と既存の学部・組織との有機的な連携を目指して「情報科学融合領域センター」も開設する。
中学受験を通して、受験生の約65%が「学力向上に役立った」、保護者の約80%が「精神的成長に役立った」と実感していることが、Z会グループの進学塾・栄光ゼミナールが2022年4月19日に発表した「受験生アンケート」の結果から明らかになった。