昭和医科大学と昭和女子大学は、2025年12月19日に包括連携協定を締結した。相互の交流と協力を促進し、教育および研究の充実と発展を目指す。
今後、両法人は相互の交流と協力を促進し、教育および研究の連携を通じて、医療、福祉、キャリアデザイン、地域貢献、文化交流等の分野における教育および研究の充実と発展を目指す。
12月19日の調印式は、昭和女子大学で執り行われ、昭和医科大学の小口勝司理事長と昭和女子大学の山崎日出男理事長が協定書に署名をした。
今回の包括連携協定では、次の6項目について協力していく。(1)学術交流および共同研究の推進、(2)両法人の専門分野・領域を生かした支援の協力、(3)教職員、研究者、学生等の相互交流、(4)施設の相互利用、(5)社会および地域への貢献、(6)その他、同協定の目的の範囲内において、必要と認める事項。
昭和医科大学は医学部、歯学部、薬学部、保健医療学部の4学部が揃う「医系総合大学」として、「至誠一貫」を建学の精神に掲げ、思いやりのある人間性豊かな医療人の育成を最大の使命としている。
昭和女子大学は、国際学部、グローバルビジネス学部、人間文化学部、人間社会学部、食健康科学部、環境デザイン学部、総合情報学部(2026年4月開設)の7学部を擁する総合大学として、女性の社会進出を支援する教育を展開している。
両大学の専門性を生かした連携により、医療・福祉分野における人材育成や研究の発展が期待される。特に、昭和女子大学の人間社会学部や食健康科学部と、昭和医科大学の医療系学部との連携により、多角的なアプローチでの教育・研究が可能になると考えられる。
また、学生の相互交流により、将来の医療・福祉分野で活躍する人材の育成にも寄与することが見込まれる。両大学は今後、具体的な連携プログラムの策定を進めていく予定だ。







