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東京都教員採用、二次選考の受験案内に誤記載

 東京都は2023年8月9日、2023年度東京都公立学校教員採用候補者選考の第二次選考の受験者6,381名のうち、4,896名に郵送した通知書において「第二次選考受験案内」の内容が誤っていたことを公表した。8月8日時点で対象者にはメールや郵送で周知している。

教育行政 教育委員会
東京都教員採用第二次選考(面接)の日付および会場誤りについて
  • 東京都教員採用第二次選考(面接)の日付および会場誤りについて
  • 東京都教員採用第二次選考(面接)正誤表

 東京都は2023年8月9日、2023年度東京都公立学校教員採用候補者選考の第二次選考の受験者6,381名のうち、4,896名に郵送した通知書において「第二次選考受験案内」の内容が誤っていたことを公表した。8月8日時点で対象者にはメールや郵送で周知している。

 誤記載は、8月7日正午ごろに発送した第一次選考結果通知書(第一次選考免除者の場合は、第二次選考受験通知書)における「第二次選考受験案内」で発生。面接試験の「日付」と「会場(会場名・住所・最寄りの交通機関)」に誤りが見つかっている。なお、第一次選考結果に誤りはない。

 対象者は、第二次選考の受験者6,381名のうち4,896名。8月8日午後5時には対象者へ正誤表をメールで周知するとともに、同日、郵便での発送も終えているという。また、東京都公立学校教員採用ポータルサイトには、自身で正しい「日程」と「会場」を確認できる判定ガイドを掲載しており、郵送された第二次選考受験案内に記載の情報を入力して正誤判定することもできる。

 事故原因は、教育庁担当者が受託業者に、誤った情報を提供したことが発端となった。再発防止に向けて、今後は各作業プロセスにおいて、複数人による再確認の徹底を図るとともに、受託業者による通知書作成後、教育庁職員による最終確認を行うとしている。

《川端珠紀》

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