
学テ国語・算数の正答率下降、医療的ケア児12.7%終日付添い…教育業界ニュースまとめ読み
先週(2025年7月14日~7月18日)公開された記事には、AI教育「Gemini for Education」新機能、普通校の医療的ケア児・親12.7%が終日付添い、全国学力テスト・国語と算数で正答率下降などのニュースがあった。また、7月23日以降に開催されるイベントを11件紹介する。

【相談対応Q&A】宿題を無くしてほしい
クラス担任として豊富な経験がある鈴木邦明氏に、学校へ寄せられるさまざまな相談に対応する際のポイントを聞いた。第238回のテーマは「宿題を無くしてほしい」。

玉川大学と川崎市教育委員会、教員養成で連携協定
玉川大学と川崎市教育委員会は2025年7月15日、「連携・協力に関する協定」を締結した。この協定に基づき、教育実習等学生の受入れ・派遣に関する覚書と、教職大学院が実施する「教育・連携プログラム」に関する覚書の2件が締結された。

北海道の教員採用、1次合格1,983人…札幌市は783人
北海道教育委員会と札幌市教育委員会は2025年7月18日、2026年度北海道・札幌市公立学校教員採用候補者選考の第1次検査結果を公表した。第1次検査合格者数は、北海道採用希望が1,983人、札幌市採用希望が783人。第1次合格倍率は、北海道1.1倍、札幌市1.6倍だった。

福祉の仕事「キャリア教育プログラム」小中学校に提供…東京都
東京都は2025年7月17日、Blueberryと協働し、福祉の仕事に関するキャリア教育プログラムを都内の小中学生らに提供すると発表した。デジタル技術なども活用しながら楽しく福祉の仕事を学ぶことができる。

青森県の教員採用、1次試験900人受験…倍率2.8倍
青森県教育委員会は2025年7月16日、2026年度(令和8年度)青森県公立学校教員採用候補者選考試験第一次試験の受験状況を公表した。全体の受験者数は900人。採用見込数315人に対する受験倍率は2.8倍で、過去5年間でもっとも低い倍率となった。

教育DXセミナー2025、横浜で7/26開催…実践事例とAI体験も
教育ネットは2025年7月26日、教職員らを対象に「教育DXセミナー2025」をビジョンセンター横浜にて開催する。参加費無料、事前申込制。

東京学芸大ら「教員・教育支援人材育成リカレント事業」受講生募集
東京学芸大学は2025年7月15日、神戸親和大学とTeach for Japanの協働で、「教員・教育支援人材育成リカレント事業」の受講生募集を開始した。教員免許の有無に関わらず参加可能。今年度は新たに春から先生になりたい人を対象としたコースを新設している。

普通校の医療的ケア児、親12.7%が終日付添い…文科省調査
医療的ケア児の学校生活に付添う保護者が特別支援学校で3.8%、幼小中高校で12.7%にのぼることが2025年7月16日、文部科学省の実態調査でわかった。登下校時のみの付添いは特支で約6割、幼小中高で約5割とさらに多い。

長野県教員採用、1次試験1,283人が合格
長野県教育委員会は2025年7月16日、2026年度(令和8年度)長野県公立学校教員採用1次選考の合格者を公表した。総志願者数2,003人のうち、1次合格者は1,283人。合格者は2次選考受験者全員を対象としたオンライン適性検査を指定期間内に受検のうえ、2次選考に進む。

全国学力テスト結果・文部科学白書の公表など…文科相7/15会見
あべ文部科学大臣は2025年7月15日の記者会見で、全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表したと報告した。夏休み前の結果公表は調査開始以来初。このほか、文部科学白書の公表、相次ぐ教員による性暴力事件、いじめ重大事態の対応などについて見解を述べた。

千葉県・千葉市の教員採用、1次選考で出題ミス…受験者全員に得点
千葉県教育委員会は2025年7月14日、2026年度(令和8年度)千葉県・千葉市公立学校教員採用候補者選考の第1次選考筆頭試験において、「小学校」と「中高共通 数学」問題に出題ミスがあったことを公表した。誤りのあった問題は、受験者全員に得点を与える。

デジタルツインの探究学習…水曜サロン7/23
ICT CONNECT21は2025年7月23日、第7期第13回「水曜サロン」をオンラインにて開催する。東北学院大学文学部教授・学長特別補佐である稲垣忠氏をゲストに迎え、これからの地域・学校・学びのDXを考える。事前質問締切は7月21日午後11時59分。

愛媛県、教員採用選考試験・前期2.2倍…大学3回生など201人出願
愛媛県教育委員会は、2026年度(令和8年度)教員採用試験の志願者数を公表した。小・中学校、県立学校、養護教員・栄養教員あわせて463人程度募集のところ、志願者数1,012人で2.2倍。大学3回生などの特別選考に201人が志願した。

【全国学力テスト】正答率を発表、国語と算数・数学で下降
文部科学省は2025年7月14日、2025年度全国学力・学習状況調査の結果を公表した。国語と算数・数学の平均正答率は、小学校・中学校ともに前年度を下回った。初めてCBT形式で実施した中学校理科は、平均正答率ではなく、平均IRT(項目反応理論)スコアが示された。

グーグル教育版AIツールセット無償提供、学テ中学理科でIRT導入…教育業界ニュースまとめ読み
先週(2025年7月7日~11日)公開された記事から、教育業界の動向を振り返る。米グーグル「Gemini in Classroom」無償提供を発表、全国学力テストの中学校理科でIRT導入などのニュースがあった。また、7月24日以降に開催されるイベントを6件紹介する。