教育業界ニュース
LINEみらい財団は、「1人1台端末環境におけるICT活用と情報モラル教育の実践に関する調査」の報告書を公開した。過去1年以内に情報モラル教育を自ら指導した経験がある教員は、小学校で89.1%、中学校で81.5%。教員自らによる指導が重要性を増している。
立命館アジア太平洋大学(APU)は2021年度より、外国人留学生(国際学生)の学部入試、大学院入試において学生募集・出願システム「Slate」の本格運用を開始した。アジアの大学では8校目、国内の教育機関では初導入となる。
内閣府と文部科学省、経済産業省は2021年8月4日、2021年度「数理・データサイエンス・AI教育プログラム(リテラシーレベル)」第2回として、67件を認定した。第1回とあわせた78件のうち、先導的で独自の工夫・特色を有する認定教育プログラム11件も選定している。
イーディーエル監修の書籍「Google Workspace for Educationで創る10X授業のすべて」が東洋館出版社から2021年8月12日に発売される。発売前の8月3日現在、予約注文を受け付けている。
NTTドコモは2021年8月2日、プログラミング教育サービスの企画開発をする新会社「e-Craft」を設立。プログラミングを通して「つくる力」と「考える力」をもつ人材の育成に貢献する。
ICT CONNECT 21「GIGAスクール構想推進委員会」は2021年8月10日、教育現場の先生等、GIGA端末を用いたネットワーク利用に関係のある者を対象としたオンラインセミナー交流会を開催する。
先生の働き方改革を応援するラジオ風YouTube番組「TDXラジオ」は2021年8月2日、Teacher’s [Shift]~新しい学びと先生の働き方改革~第38回の配信を公開した。成城学園初等学校の秋山貴俊先生をゲストに迎え、ICTやコーチングの実践に迫る。
ソフトバンクは、教育関係者向け「GIGAスクールサミット」を2021年8月21日にオンラインで開催する。ICT活用授業発表やパネルディスカッション、iPad研修を行う。参加費は無料。申込みは8月20日午後6時まで。
ケイエスワイは2021年7月29日、キーボードにRaspberry Piの機能を内蔵した「Raspberry Pi 400」日本版を発売した。入荷数に限りがあるため、供給が安定するまでは1人1点に限り販売する。
先々週と先週(2021年7月19日~7月30日)公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。小学校高学年からの教科担任制、共通テストの記述式・英語検定の導入断念等、文部科学省関連のニュースが多数あった。
GIGAスクール構想で配備された1人1台端末の利用において約2割の子供がすでにトラブルを経験していることが、トレンドマイクロが実施した「GIGAスクールにおけるセキュリティ実態調査2021」より明らかになった。
園田学園女子大学人間教育学部・教授の堀田博史氏および、箕面市教育委員会子ども未来創造局学校教育室指導主事の岩永泰典氏に、tomoLinks導入の経緯と同サービスの今後の役割や期待などについて話を聞いた。
LoiLoは2021年8月1日から9月30日まで、2021年前期ロイロ認定ティーチャーのエントリーを受け付ける。7月30日には、認定ティーチャーの特典や認定方法、申込方法についての説明会がYouTube Liveで配信される。
2022年度から実施の「情報I」について、高校教員が一番課題に感じているのは「大学入学共通テストへの対応」であることが2021年7月28日、ベネッセコーポレーションの調査結果から明らかになった。「指導ノウハウ」「指導教員の不足」も上位にあがっている。
iTeachers TVは2021年7月28日、青森県つがる市立森田小学校の前多昌顕先生による教育ICT実践プレゼンテーション「そしてみんなが語り出す 授業で使うFlipgrid」を公開した。教育向け動画ツール「Flipgrid」の利点や実践を紹介する。
文部科学省は2021年7月16日、新しい時代の学びを実現する学校施設の在り方について有識者会議による中間報告案を公表した。ICT活用等により学びのスタイルが変容し、現状の教室面積では空間的な余裕がないとして、ゆとりのある教室を整備するよう求めている。