仙台大学は2024年7月17日、学生と教員を対象に実施した「生成AIの教育利用状況と意識に関する全国調査」の報告書を公開した。生成AIを利用する高校生の50%が不正行為に該当する行為が判断できない、64%の学生がファクトチェック方法を知らないなど課題や問題が浮き彫りとなった。
横浜市デジタル統括本部は2024年7月12日、横浜市教育委員会とポプラ社の連携協定を通じ、学級数31以上の過大規模校となる市立小中学校9校で7月より電子書籍の試行導入を開始すると発表した。対象校では4,300冊の本が読み放題となる「Yomokka!(よもっか!)」を利用する。
香川大学は2024年7月3日、「学び続ける教師」を支援し、教員研修の高度化を図るため、香川県教育センターと連携し、KAKEAIの技術協力のもと、「教師のキャリアプランニング支援システム(教員と校長の1on1対話支援ツール)」を全国に先駆けて開発したと発表した。
日本ICT支援員協会は2024年7月1日、夏休み期間中にICT支援員として必須の知識を習得できる「ICT支援員Web講習会ブロンズコース 2024年夏期」の受講者募集を開始した。開講日は7月20日・27日・28日、8月24日・31日、9月1日の6日間。各回、同内容、複数回受講可。受講料は1人あたり7,000円(税込)。
日本の教育機関における情報漏えいの46%が書類(紙媒体)によるものであり、発生原因の47.5%が紛失・置き忘れによるものであることが2024年7月2日、NordVPNの調査チームが発表した調査結果から明らかになった。情報管理のデジタル化とセキュリティ対策が喫緊の課題となっている。
大阪市立総合生涯学習センターは2024年6月4日、神戸学院大学と共同開発した外国人住民向けの防災学習プログラム第3弾「OSAKA防災タイムアタック!-やさしいにほんごでBOSAI-」を公開した。利用無料。申込みは同センターで受け付ける。
ChatGPTの利用実態について、大学教員の業務活用率は32.7%にとどまり、約5割は今後の大学への導入を望んでいないことが2024年6月28日、WHITEが公表した調査結果から明らかになった。生成される情報の正確性やセキュリティ課題などから、慎重に検討を重ねているフェーズにあるようだ。
外国ルーツの子供たち向けの日本語教室等を運営するメタノイアは、2024年度文部科学省委託事業「現職日本語教師研修プログラム普及事業」(児童生徒等に対する日本語教師【初任】研修)として、外国人児童生徒等に対する日本語教師初任研修「子どものための日本語教育研修(略称:子ども初任研修)」を実施する。募集人数は70人、受講料は1万円。申込みはWebフォームにて2024年7月14日まで受け付ける。
NTT ExCパートナーと静岡大学は2024年6月19日、教員研修カリキュラム「情報活用能力の育成に関する研修」の開発と提供開始を発表した。7月6日には「研修体験セミナー」を大阪教育大学とZoomによるオンラインのハイブリッドで開催する。
AI教材「atama+(アタマプラス)」を開発・提供するatama plusは、AIを活用し個別最適な学びを届ける「進学個別atama+塾」のフランチャイズ展開を開始すると発表した。長野県を中心に29教室を展開する「超個別指導塾まつがく」代表・林部一成氏ら立ち上げパートナーと共に、6月より順次全国で開校していく。
コドモンは2024年6月7日、2024年度より東京都から指定を受け、保育ICT推進協会が実施しているオンラインの「保育士等キャリアアップ研修」に、「コドモンカレッジ」教材の提供を開始したと発表した。
広島県は、高校生を対象としたテクノロジー人材育成教育プログラム「ひろしまAI部」を2024年度より開始する。開始に伴い、2024年6月13日に産学官で構成する「ひろしまAI部運営コンソーシアム」の発足式を開催。6月25日より本格的に活動をスタートさせる。
全日本フリースタイルBMX連盟は、五輪種目「BMXフリースタイル」の選手らを派遣し、講演やパフォーマンスなどの特別授業「BMX FREESTYLE エナジーアクション」を開催する小中学校の公募を開始した。応募締切は2024年6月21日。
東京理科大学は2024年6月10日、学生食堂などとして活用していた野田キャンパスコミュニケーション棟をリニューアルし、地域で採れる野菜などを活用したレストラン「Trattoria DomaDoma」と、24時間形態のフィットネスジム「エニタイムフィットネス」を開業する。学生だけでなく、地域の人も集う空間を目指す。
カシオ計算機は2024年6月6日、オールインワンのICT学習アプリ「ClassPad.net」を導入している先生向けに、アプリの疑問や要望を匿名で投稿できる「みんなのClassPad.netコミュニティ」を開設したと発表した。
ソニー音楽財団は2024年6月5日、音楽を通じた教育活動に取り組んでいる団体の活動を助成する「ソニー音楽財団 子ども音楽基金」の募集を開始した。年度ごとに1団体につき10万円から300万円の支援を行う。応募締切は7月3日。