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幼稚園・保育園・こども園「太陽光発電システム」無償提供

 ハンファジャパンは2024年8月5日から12月6日、太陽光発電システムの無償設置プロジェクト「グリーンギフト」において太陽光発電システムの寄贈先を募集する。対象は、全国の幼稚園・保育園・こども園。選考はヒアリング調査後、総合的な判断で決定する。

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太陽光発電システムを寄贈する「グリーンギフト」希望園募集
  • 太陽光発電システムを寄贈する「グリーンギフト」希望園募集
  • 太陽光発電による東日本大震災の支援

 ハンファジャパンは2024年8月5日から12月6日、太陽光発電システムの無償設置プロジェクト「グリーンギフト」において太陽光発電システムの寄贈先を募集する。対象は、全国の幼稚園・保育園・こども園。選考はヒアリング調査後、総合的な判断で決定する。

 ハンファジャパンは、韓国の企業であるハンファの日本法人として1984年に設立された。グリーンエネルギー事業、ケミカル事業、セキュリティ事業、プロダクトソリューション事業の4部門を展開し、化学品、鉄鋼、機械・設備、自動車部品、IT関連機器などアジア諸国間での輸出入業務と日本市場での販売事業を行っている。2011年からは、日本の太陽光事業に参入した。

 太陽光発電の寄贈・設置プロジェクト「グリーンギフト」は、社会貢献活動を通じて地球温暖化による国内外の問題解決を目指し、2024年6月に発足したハンファジャパンのパートナーシップ制度「Green Alliance(グリーンアライアンス)」の日本展開。東日本大震災では、被害を受けた岩手県内の幼稚園に、12KW光発電システムを寄贈したことで、中断していた電力供給の復旧をサポートしたという。

 今回は、全国の幼稚園・保育園・こども園(公立・私立不問)を対象に、太陽光発電システムの寄贈先を募集する。寄贈内容は、太陽光発電システムを、1園につき1設備(6~7KW相当品、設置環境により変更あり)で、太陽電池モジュール、パワーコンディショナ、専用モニタ、工事費用一式などを含む。

 太陽光発電を幼児教育機関に設置するメリットには、おもに、子供が再生可能エネルギーによる発電の仕組みを直接学び、CO2削減や省エネルギーの効果を体験できる「環境教育の推進」、停電時に太陽光発電システムの自立運転機能により一定量の電力を見込める「防災対策の強化」、年間約2.8tのCO2を削減できる「地球環境への貢献」の3つをあげている。

 選考方法は、応募後、グリーンアライアンス事務局よりヒアリング調査を実施し、総合的な判断により決定する。募集締切は12月6日まで。Webサイトより申し込む。

◆太陽光発電システムを寄贈する「グリーンギフト」希望園募集
募集期間:2024年8月5日(月)~2024年12月6日(金)
応募資格:小学校就学以前の児童向け教育・保育施設(公立・私立は不問)
選考方法:応募後、グリーンアライアンス事務局よりヒアリング調査を実施し、総合的な判断により決定
寄贈内容:太陽光発電システム1園につき1設備(6~7KW相当品、設置環境により変更あり)
※太陽電池モジュール、パワーコンディショナ、専用モニタ、工事費用一式など含む
※設置場所の補強など特別な事由を除き、取付けに必要な工事費用はグリーンアライアンスが負担
申込方法:Webサイトより申し込む

《宮内みりる》

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