文部科学省は2021年4月21日、「大学教育のデジタライゼーション・イニシアティブ(以下「スキームD」)推進委託事業」の公募について発表した。Webによる公募説明会を4月28日に実施する。
1人1台端末環境下での学びが始まる中、文部科学省は2021年度、全国の学校で近視について9,000人規模の調査を初めて実施する。子供の視力は近年低下傾向にあり、学校のICT化やタブレット使用でさらに悪化することがないよう、調査結果などを踏まえて取組みを進めたい考え。
地域一斉の臨時休校について、文部科学省の萩生田光一大臣は2021年4月20日、「真に必要な場合に限定し、慎重に判断すべき」との考えを示した。学びの保障や子供たちの心身への影響、子供をもつ医療従事者が仕事を休まざるを得なくなることも考慮する必要があるとした。
先週(2021年4月12日~4月16日)に公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。大学入学共通テストの継続困難、大阪府が部活休止要請、GIGAスクール構想にあたり子供の健康への配慮などのニュースがあった。
新型コロナウイルス感染症の影響を踏まえ、文部科学省は2021年3月22日、進路未決定卒業者等への切れ目ない支援の実施について、都道府県教育委員会や学校設置者に通知した。新卒者等の就職指導や進路指導を行うにあたっての留意事項をまとめ、周知を呼びかけている。
文部科学省は2021年4月16日、子供を性暴力の当事者にしないための「生命(いのち)の安全教育」の教材と指導の手引きを公表した。教材では、発達段階に応じたねらいや表現で、自分や相手の体を大切すること、性暴力の被害に遭ったときの対応などを伝えている。
文部科学省は2021年4月9日、「諸外国の高等教育」を明石書店より刊行した。アメリカ合衆国、イギリス、フランス、ドイツなど主要国の高等教育制度をまとめている。価格は4,200円(税別)。
文部科学省は2021年4月20日、第25回「大学入試のあり方に関する検討会議」を開催する。議題は2021年度大学入学共通テストなど。傍聴者なしのWeb会議による開催とし、会議の模様は「YouTube」文部科学省会議専用チャンネルよりライブ配信する。
大学入試センターが大学入学共通テストを利用する大学への成績提供手数料の値上げを検討していることを受け、文部科学省の萩生田光一大臣は2021年4月13日、「学生に転嫁するのはやめてもらいたい」と語った。成績提供手数料の値上げ分を受験料に上乗せしないよう強調した。
文部科学省とスポーツ庁は2021年4月9日、学校の水泳授業(幼稚園におけるプール活動を含む)における感染症対策について事務連絡を発出。地域の感染状況を踏まえ、密集・密接の場面を避けるなど対策を講じたうえで、水泳授業の実施について検討するよう呼び掛けた。
文部科学省は2021年4月20日、第2回「新しい時代の学校施設検討部会」をオンラインで開催する。傍聴希望者は4月19日正午までに、Webサイトの傍聴予約登録フォームから登録が必要。
文部科学省は2021年4月5日、大学や高等専門学校に対し、「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」の変更について通知した。引き続き、学生の学修機会の確保と感染対策の徹底の両立に取り組むとともに、学生の懇親会や飲み会等への注意喚起を求めている。
文部科学省は、デジタル教科書の今後の在り方等に関する検討会議(第10回)を2021年4月26日にオンラインで開催する。傍聴希望者は、4月22日午後2時までにWebサイトより申し込む。
まん延防止等重点措置を受け、文部科学省は2021年4月9日、感染防止と対面・オンライン授業の両立という基本方針に変更がない考えを明らかにした。大学での感染事例の多くが、放課後の飲み会や部活動で起きているとし、学生の学修機会の確保に理解を求めた。
GIGAスクール構想による1人1台端末を活用した教育が進められている。文部科学省は2021年4月9日、端末利用にあたっての児童生徒の健康への配慮等に関する啓発リーフレットをWebサイトに掲載した。各学校で活用してほしいという。
先週(2021年4月5日~4月9日)に公開された記事や報道発表から、教育業界の動向を振り返る。AIリコメンドコンテンツ「Shuffle.」や漢字練習アプリなど、GIGAスクール構想に対応したコンテンツや製品の発表が多数あった。