ポップコーンは2026年10月3日、同社が運営するWebサイト「大学パワーランキング」で、日本の大学が保有するスーパーコンピュータの性能ランキング2026年最新版を公開した。各大学の公表情報などをもとに集計し、1位は東京科学大学、2位は東京大学、3位は東北大学となった。
同ランキングは、日本の大学が設置・運用するスーパーコンピュータの理論ピーク性能(倍精度・PFLOPS)を大学別に集計したもの。各大学のセンターが公表する公式仕様ページや、スーパーコンピュータの世界ランキング「TOP500」の2026年6月版などの公開情報を照合し、2026年9月30日時点で稼働中のシステムを対象とした。なお、理化学研究所「富岳」や産業技術総合研究所「ABCI」などは対象外。
1位は東京科学大学(66.8 PFLOPS)。2024年4月に稼働した「TSUBAME4.0」は、単独の大学が運用するシステムとしては国内最大で、「TOP500」2026年6月版では世界第62位に位置している。
2位は東京大学(40.4 PFLOPS)。2021年5月に稼働した「Wisteria/BDEC-01」(33.1 PFLOPS)と、物性研究所のシステムをあわせて集計した。筑波大学と共同運用する「Miyabi」(80.1 PFLOPS)を含めると、国内最大の計算資源をもつ大学となるが、同システムは今回のランキングではいずれの大学にも加算せず、別掲としている。
3位は東北大学(31.3 PFLOPS)。2023年8月に稼働したベクトル型システム「AOBA-S」のほか、金属材料研究所や流体科学研究所のシステムをあわせて集計した。
4位は筑波大学(20.0 PFLOPS)。2026年3月27日に稼働した「Sirius」など2つのシステムで構成される。5位は大阪大学(18.9 PFLOPS)で、CPU・GPU・ベクトルの3構成をもつ「SQUID」に、2025年9月に試験運用を始めた新システム「OCTOPUS」が加わった。
6位以下は、6位九州大学(13.4 PFLOPS)、7位京都大学(12.3 PFLOPS)、8位北海道大学(9.0 PFLOPS)、9位東京工科大学(3.66 PFLOPS)、10位北陸先端科学技術大学院大学(2.03 PFLOPS)となった。私立大学で唯一「TOP500」に掲載された東京工科大学が9位に入った。
2026年10月には名古屋大学で後継機となる「不老・弐」(16.1 PFLOPS)が稼働予定で、GPU搭載機を中心とした大学スーパーコンピュータの更新は今後も続く見通しだ。
◆国内大学 スーパーコンピュータの性能ランキング2026年
1位:東京科学大学
2位:東京大学
3位:東北大学
4位:筑波大学
5位:大阪大学
6位:九州大学
7位:京都大学
8位:北海道大学
9位:東京工科大学
10位:北陸先端科学技術大学院大学








