文京学院大学は2026年10月9日、米国のAnaheim Universityと、英語教授法に関するオンライン修了証プログラム「TESOL/TEYL Certificate」導入に向けた協定を締結した。2027年度から開始し、現職教員や学生らを対象に実践的な指導力を備えた人材育成を目指す。協定期間は3年間。
同協定は、Anaheim Universityが提供する2つの修了証プログラムを、文京学院大学の学事歴や単位制度に対応させて導入・運営するためのもの。担当は文京学院大学 外国語学部・大学院外国語学研究科が務める。Anaheim Universityが担当教員やカリキュラム、学習教材、評価フレームワークなどを担い、文京学院大学は提供モデルに応じて、教員メンターやファシリテーター、地域の学術支援、学生サポートを提供する。受講はオンラインを基本とし、文京学院大学による学習支援も行う予定だ。
導入するプログラムの1つ「Online Certificate in TESOL」は、英語を母語としない学習者に英語を教えるための教授法を学ぶもの。第二言語習得理論や授業設計、学習者への指導方法など、英語教育に必要な知識と実践的な指導力の習得を目指す。
もう1つの「Online Certificate in Teaching English to Young Learners(TEYL)」は、児童・若年層の英語学習者への指導に特化したプログラム。発達段階や学習特性に応じた英語指導について学び、小学校英語教育や民間英語教育など、若年層を対象とした教育現場での活用を想定している。
対象者は、現職の英語教員や英語教員を目指す学生、海外で働きたい学生のほか、国際企業の人材育成に関心のある学生など。文京学院大学は、外国語学部・大学院外国語学研究科を中心に、英語教育、異文化理解、国際コミュニケーションに関する学びを展開している。今回の協定を通じて、英語を「使う」力に加え、英語を「教える」ための専門的な知識と実践的な指導力を身に付ける学習機会の充実を図る。
同プログラムを外国語学部・大学院外国語学研究科の特色ある教育プログラムとして展開し、学生・大学院生の専門性向上や進路選択の幅の拡大を図るとともに、国内外の教育現場で活躍できる人材の育成を目指すとしている。
Anaheim Universityは、米国カリフォルニア州を拠点とする、100%オンライン教育に特化した大学。米国教育省が認める認定評価機関である遠隔教育認定委員会(DEAC)の認定を受けている。同大学の「David Nunan TESOL Institute」が提供するTESOLプログラムは、大学を代表するプログラムの1つで、TESOL分野において高い評価を受けている。
「Online Certificate in TESOL」と「Online Certificate in Teaching English to Young Learners(TEYL)」は、いずれもオンラインで受講するプログラム。文京学院大学外国語学部長で大学院外国語学研究科委員長のフェアバンクス香織氏によると、このうち「Online Certificate in TESOL」は15週間にわたり自分のペースで学ぶことができ、修了者には修了証が授与される。文京学院大学大学院外国語学研究科では2単位として認定されるという。







