TAOは2026年4月8日、国際対応オンライン入試システム「TAO(The Admissions Office)」に新機能「二段階選抜機能」を追加したと発表した。大学が実施する書類審査・第一次選考・第二次選考(面接・試験など)といった複数段階の選抜プロセスをTAO上で一元管理できるようになる。
大学入試では、事前相談や書類審査、面接など、複数段階の選考プロセスを設ける入試方式が増加している。TAOでは、新たに実装された「二段階選抜機能」により、事前相談・第一次選考・第二次選考といった一連のプロセスをシステム内で一元管理できるようになる。
志願者情報、提出書類、選考結果などをTAO上で一元化することで、大学側は選考状況を効率的に把握でき、入試業務の負担軽減と選考プロセスの透明性向上を実現する。また、この機能は検定料を複数回に分けて支払う総合型選抜にも対応しており、第一次選考通過後に第二次選考の検定料を支払うといった運用もシステム上でスムーズに管理できる(特許2026-046579 出願中)。
「二段階選抜機能」のおもな特長は、第一次選考(書類審査)の評価・判定管理、検定料の複数回支払い対応、面接・試験対象者の管理、選考結果の一元管理(評価・選考機能は開発中)、評価データの共有・可視化(評価・選考機能は開発中)。これにより、大学側は選考状況をリアルタイムで把握しながら、複数の評価者による審査を効率的に進めることができるという。
新機能は既存のTAO導入校において追加料金なしで利用可能であり、導入ハードルを抑えながら入試業務の高度化を実現する。すでに一部の導入大学では、総合型選抜や外国人留学生入試での活用が決定しており、大学院入試や英語学位プログラム選抜入試などへの展開についても検討が進んでいる。
TAOでは、大学入試のデジタル化をさらに推進するため、今後も機能拡張を進める。「二段階選抜機能」に続き、2026年夏には「評価・選考機能」のリリースを予定している。新しい機能により、提出書類の評価・採点から合否判定までをシステム上で一元管理でき、入試業務のさらなる効率化と高度化を実現する。なお、この機能についても追加料金なしで利用可能であり、導入大学は既存環境のまま選考業務のデジタル化を推進できる。
TAOは、出願から選考、合否発表、入学手続きまでを一貫して管理できるプラットフォームとして機能拡張を続けており、TAOを基盤とした大学間連携を進めることで、海外から日本の大学への学生の受け入れを促進する国際的な入試エコシステムの構築にも取り組む。
TAOは、世界203か国・地域で利用されている国際対応のオンライン入試システム。多言語対応(特許第6899572号)により、国内外の志願者がオンラインで出願できる環境を提供するとともに、大学側は入試業務を効率的に管理できる。直感的なUI/UX設計により、出願・選考・合格発表・入学手続きをワンストップで管理できる。







